しゃー君ちょっと起きた&お給料日記念! 不定期物語 【ホスト飛血雄】 ~出会い~ | 猫バカ日記

しゃー君ちょっと起きた&お給料日記念! 不定期物語 【ホスト飛血雄】 ~出会い~

「いらっしゃいませ!!ようこそホストクラブ『白猫』へ!」

「私、ここの店長を勤めますぴち夫と申します」





夜の世界の店長と言う事もあり


それらしい格好をしてみました。








「店長ともなるとやはり靴から入りますからね」

「高級そうなこの本ゴム靴!!何と300円!」



店長じゃないと買えないレベルですな!!












えっ!?



はい!?



もっと他に金をかける所があるだろう?


自分の着てる物をもう一度良く見てみろですと!?





「...う~ん、どこかおかしい所あります?」

「靴はちゃんと指定メーカーの物ですし...」


















「やれやれ..高級な靴を履いたからって皆さんヒガミですか?」

「ま、そのうち飽きたらあげても良いんですよ?」













           カツカツ...






       カツカツ...


         カツッ!!







ほらぁ!!


そんな事言っているうちにお客様が来たじゃないか!!






「いらっしゃいませ~!!」







「あっ!これはこれは!みも子様ではありませんか!!

 お久しぶりです!実は..まだ彼、来ていなんですよ...」

「あら?せっかく家の中に落ちていた2千円を持って

              来たというのに彼は居ないのね!?」






に、2,000円!!



ゴクリ...(2千円って言ったら靴がいっぱい買える値段じゃないか!!)









「みも子様..彼が来るまでの間、宜しければ私が..」

「露出魔には興味なくてよ?すっこんでいなさい」








なっ!?





こ、こんなにお洒落に着こなしているのに!?



肌の露出なんか全然していないのに!?







「彼が居ないのなら用は無いわ!!さようなら!」

「ちょっ!みも子様?せめてお金だけでも頂...」













ブブゥー!!




キーッ...










       ガチャリ....スッ...

           カツリッ



















    「店長、遅くなってすまなかった」

「この車の調子が急に悪くなって立ち往生しててね」










キャー!!



飛血雄(ひちお)ー!!







「どこに行ってたの!私から離れたくて遠くへ行ってしまったのかと...」

「みも子さん貴方は僕を誤解している...

 僕は離れる所か君と心の距離を近づけたいんだよ?」







さぁ..今夜は冷える



どうぞ店の中へ







「...店長すまないが私の車をしまっておいてくれ」

「えぇ!あんな高級車私乗ったことありませんよ!」







...って




もう行っちまったよ...


うちのNo.1は我がままで困ったもんだよ...







ふぅ、仕方が無い..車しまっておくか...



















    !?



ギャー!!車が勝手に動いたぁー!!?」

「イヤァ!!それは僕のシンボル!!靴はやめてー!」











僕のゴム靴ー!













           .

           .

           .

           .

           .






「ねぇ飛血雄!私さっきの白い高級車に乗ってお出かけしたいな♪」

「あぁ..しゃー号の事か、それじゃあ出かけるとしようか」



謎の娘「ん?今、しゃーって聞こえたけど...まさか..ね」














「さぁ!みも子さんこの後部座席へどうぞ」

謎の娘「って!!やっぱりしゃー君じゃないの!!ムキーッ!!」





 



みも子さん!?










「しゃー君に乗りたいですって?許せないわ!ガブッガブ」

「しゃー君は車じゃないんですの!猫なんですのー!!えいっこの!」

















何っ!!?バ、バカな!!これが車じゃないだと!?」

「..うん...実は僕ね..白猫だったりするんだ..」  


















     「なんて事だー!!

「そして、あの女は..一体何者なんだ!?」















  「飛血雄さんは知らないんですか?」

「あの方はデコメ界の大女優ぱん姫様ですよ!」



まぁ、貴方がさ...


車と猫を勘違いしたお陰で..


私はこんなになってしまいましたけどね...











!!そうだったのか...彼女が噂のししゃもお腹の猫...」 

   「大女優ぱん姫だったのか...」




こうして...


ホスト飛血雄と大女優ぱん姫の出会いが


伝説の幕を開けたとか開けないとか...




今回のスペシャルゲスト:ボンキュボンのみもーさん  

                

ブログ ←彼の名は飛血雄...

             彼と係わる人間は皆、血が飛んで

             雄叫びをあげる所から

             名が付けられた禍々しい男らしい。

             しかし、それでも人気No.1ホストである。

             そんな設定を思いついて人形まで買って

             物語を作ってみた会社員28歳の夏終わり

             人って裏で何やってるか分からないなぁ

             そうブログ記事を書きながら悟りました。

             お母さん..こんな子でごめんなさい...


仕事上がりで疲れている筈なのに男の裸人形に洋服を

着せてみたり変なポーズをとって激写してみたり。

どう見ても変態です。

本当にありがとうございました。

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