私が着付けを始めてほぼ１０年になります。
自分で着て入学式・卒業式に出たり、友人とお出かけしたり
できるようにはなったのですが、その時にいつも困るのが
髪の毛のセットです。
今回、髪の毛のセットの仕方を習いに行き、
いつもはパン教室で教える立場なのですが、
今回は教わる立場に変わり、そこで気付いたことについて
書いてみようと思います。
着付けでの髪の毛のセットの難しさ
着物を着る際、被るタイプの下着を着てから、
髪の毛をセットするのが一般的です。
それは、髪の毛をセットした後に被るタイプの下着を着ると
せっかく整えた髪型が崩れやすいからです。
そして、着付けは１０年ほどしているので、
着物は１５分前後あれば着られるようになりましたが、
髪型をセットするのに毎回１時間かかっていました。
いつもは卒業式などに着物を着る際は、友人の美容師さんに
髪型について相談し、
「この髪型ならそんなに難しくないですよ。」
と提案して下さるのですが、その髪型は私にとって難しいです。
恐らくお仕事で難なくされている中には「プロのコツ」があり、
そこまで極めていないと
「難しくない。」
という域にはたどりつけないのだなあと感じています。
柴田先生との出会いはやさしいブログの作り方の松田さんのアメカフェ
柴田先生とは
「やさしいブログの作り方」の松田さんが主宰された
アメカフェでお会いしたのが初めてで、
その時に着物の話をしたことから
ＳＮＳを通じて交流していました。
髪型に困っていたので、今回、
「１０分で出来るセルフヘアセット講座」
を即、受講することを決めました。
自宅に帰ってからも同じようにできる工夫
着付けのレッスンはよくあるのですが、
髪の毛のセットを教えてくれる企画はあまり見かけません。
そこで、即、実践できるように覚えていこうと
かなり意気込んで参加しました。
こちらのレッスンでは、レジュメを使って、
図を使って説明して下さったので非常にわかりやすかったです。
そして、その通り実践していくと
手を後ろに回して髪の毛をどのようにしているか
自分では写真に撮るのは難しいことがわかり、
もう一人の方とペアになって写しあい、
後で送ってもらうという方法をとることにしました。
私自身レッスンが終わって自宅で同じようにしてみた時、
一部分どうしても思い出せなくなったりすることが多く、
挑戦することをあきらめた経験があります。
そんなことのないように、例えば、毛束の量を写真に撮ったりして
出来るだけ自宅でもすぐにできるように工夫しました。
ヘアセットのポイントとコツ
今回のレッスンで特に気になったのは
ピンの打ち方です。
ヘアピンとＵピンを使って髪の毛を留めていくとき
場所によって留め方が違います。
先生の留め方を食い入るように見ながら
どうしてそのような留め方をするのか
どの位置に留めるのかを詳しく質問させていただきました。
ヘアセットにもやはりコツが存在していました。
今回は、２回練習することができ、
柴田先生からもいろいろアドバイスして下さいました。
ご自宅で練習されたら写真を撮って送ってくださいね
とおっしゃって下さったので
自分でもできるようになりそうです。
まとめ
いつもはパン講師として生徒さんに教える立場ですが、
今回教わる立場を経験して、気付いたことがあります。
それは、ポイントとなるところは、
先生が強調したり、ゆっくりはっきり伝えるところである
ということです。
レジュメの中なら、四角で囲ってあったり、赤字や太字で
記載されているところでしょう。
そして、その内容が分からない時は質問して理解し
自分のものにできる人はレッスンをしていても
上達が早いなあと感じます。
そのポイントを聞き逃さないように気を付けていると
レッスンを重ねていくうちに
案外、さらっと入ってくるようになり
いつの間にかチェックできるようになっていますよ。
最後までお読みいただき有難うございました。