オッサンナースが走る!男30代から看護師への転職!! -2ページ目

オッサンナースが走る!男30代から看護師への転職!!

男30代で新米看護師。ナースマン…。いや、オッサンナースです。看護学校時代の苦難の日々もあり、ドロドロした看護師やドクターとの人間関係もあり、患者さんとの爆笑エピソードもあり…。早く、一人前の看護師になるために、日々頑張っている独身男看護師の奮闘記です。

末期の肺がんの70代の男性の患者さん。


痛み止め(麻薬)を飲めば、なんとか生活ができる状態だったけど、ある日どうしても痛みが取れないので、緊急入院してきた。


その患者さんは、年金をもらっていたけれど、その年金だけでは生活できず(たぶん、国民年金)


アルバイトをしながらぎりぎりの生活をしてきたらしい。


家族はいない。


彼ががんと判明した時には、もう手遅れで、手術が出来る状態ではなかった。


今まではケースワーカーさんが、


『これじゃ、仕事をするのもきついけぇ、生活保護を申請して入院しんさい。』


(生活保護を受けると、生活費はもらえるし、医療費もタダになる。)


そう彼に何度も提案しても、


『いや、体が動くうちは、自分で働いて治療費は払うけぇ。


絶対、生活保護にはならん!!!』



実際、彼はぎりぎりまで頑張って仕事をした。



・・・でも、ついに動けなくなった。



再度、ケースワーカーさんが説得。


今回ばかりはもう仕方がないということで、患者さんはしぶしぶ了承・・・。


たぶん、余命半年もないだろう・・・・・・・・・。



僕達は、こんな患者さんは、本気で応援したいと思う。


・・・しかし。



彼と同室だった生活保護の患者さんは、保護費を酒代やパチンコ代につぎ込み、


『ご飯が食べれない!』


とかなんとかで、定期的に救急車を呼ぶ、困った患者さんだ。


ホンマ、前述の患者さんのツメのアカでも飲ませてやりたい(>_<)



本当に困っているのに、ぎりぎりまで頑張っている生活保護者。


保護費を平然と遊興費や嗜好品に使う生活保護者。



仕事柄、その違いをしょっちゅう目の当たりにするので、時々やりきれなくなる・・・・・・・・

ある日、119番に電話をした一人暮らしのおばあちゃんがいた。


『血を吐いたんです!!!』


早速、救急隊はおばあちゃんの家にかけつけた。


おばあちゃんは、


『娘・・・。娘の住んでいる場所が●●なんです。


その近くの▲▲病院に行ってもらえますか?』



その病院は僕の勤務先の病院だ。


救急隊は、


ガッテンだ!とばかり、2時間以上もかけて県外から病院に連れてきた・・・・・・・。



そのおばあちゃんはどうなったというと、緊急性はないということで入院もせず、後日胃カメラ検査となった。(胃カメラ検査も異常なかった。)

僕は、正直、不思議に思った。


救急隊は、患者さんの要望があれば何時間もかかる県外病院まで運ぶのか?


患者さんが▲▲病院がかかりつけだったらまだしも、▲▲病院で患者さんは受診したことはない。


それに救急時には、普通は周辺の受け入れ先を打診して、そこに緊急入院をしてもらって後日、娘さんのいる近くの病院(▲▲病院)に転院させるのが一般的だと思うが・・・。


そもそも2時間以上もかけて搬送して、途中で急変したらどうするのか・・・・・・・。



患者さんが住んでいるところは、人口も少ない、いわゆる過疎地域だ。


だから、救急隊が親切?なのかもしれない?


とりあえず、言ったもん勝ち?



そうは考えてみても、やっぱり腑に落ちない救急搬送だった(^_^;)



まさに理解不可能。

看護師国家試験の結果が25日に発表があった。


僕の勤務先の病院の採用予定者は30人。


そのうち、5人が不合格(>_<)


看護師の合格率は毎年だいたい90%前後だ。


なぜ、不合格?


だいたい5年分の過去問を集中して勉強してたら大丈夫なはず。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。


しかし、偉そうに言ってる僕も、あと3問間違っていたら、不合格だった(^_^;)


ホント、紙一重(>_<)



合格されたみなさん、おめでとうございます(^-^)


不合格のかたは、なんとかモチベーションを保って、また来年頑張ってください!



ちなみに、僕の弟も受験したと思うんだけれど、連絡ないので不合格だったのかも(>_