またまたハードな、今度はおばあちゃんの患者さん | オッサンナースが走る!男30代から看護師への転職!!

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男30代で新米看護師。ナースマン…。いや、オッサンナースです。看護学校時代の苦難の日々もあり、ドロドロした看護師やドクターとの人間関係もあり、患者さんとの爆笑エピソードもあり…。早く、一人前の看護師になるために、日々頑張っている独身男看護師の奮闘記です。

禁煙の薬のチャンピックス、全国的に不足しているようですね。


当分、どこの病院も、新規の患者さんは受け入れないということ。


だからかもしれないけど、薬局は禁煙グッズがかなり売れているらしい。


病院では、禁煙パッチでの禁煙は新規の患者さんでも大丈夫なので、まずはこれを試してもいいかもしれません。


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先日のおじいちゃんの患者さんに続き、今度はおばあちゃんが入院してきた。


病名は肺炎だけど、本当に肺炎?と思うほど元気すぎ^^;


もう80代半ばで、認知症もある。


彼女は、認知症の患者さんにはよくある症状なんだけど、二重人格ではないかと思うくらい、突然人格が変わってしまう。


普段は、


『いつも、ありがとうね。』


そう言って、手を握ってくれ、僕たちを拝んだりするのだが、一旦スイッチが入ると手がつけられない。


わめく、暴れる、叩く、つねる・・・。


ハードな暴力患者さんと化する・・・。


また、こういう患者さんは不思議なことに、男性看護師にはわりと素直だ。



僕はその日は深夜勤だった。


突然、


『うぉ~!!!!!』


叫び声が深夜の病棟に響いた。


Aチームの病棟だ。


何事?


そう思っていたら、電話が鳴った。


『応援に来て!!!』


Aチームの夜勤の看護師からだった。


慌てて駆けつけると、看護師が彼女の手を押さえつけている。


僕が代わり、


『どしたんね?何かあった?』


そう聞くと、


『ワシ、シッコに行きたいんじゃ!』


『はいはい、わかったけぇ、じゃぁ、一緒に行こうか。』


『ここに手すりがあるけぇ。しっかり持ってよ。』


『うるさい!好きなようにするけぇ!!!』


彼女は、どうやら人にあれこれ指図をされるとスイッチがはいるようだ。


とにかく自分の思うようにやりたいみたいだ。


気に入らないと相手の顔を睨みつけ


『うぉ~!!!!!』


と叫ぶ。


トイレに行った後は、満足したのか、朝までぐっすり寝てくれた。



でも、彼女のご家族の話を聞くと、彼女が気の毒にも思えてくる。


早くにご主人を亡くし、女手ひとつで3人の子どもを育て上げたのに、その3人の子どもたちは彼女が体が弱ると、自分たちが面倒を見る気は全くなく、グループホームへ入所させた。


それで、彼女は認知症がどんどん進んでいき、そのグループホームももう対応がしにくいんだろう。


たいしたことのない病気(肺炎もどき?)で病院に送ってきて、いざ退院というときに、


『うちでは、もう受け入れられません。』


そういったケースは多々ある。


そのひとの面倒をもう見切れなくなり、暗に退所させようとして、受け入れ場所に、病院を利用されることが多い。



家族に大事にしてもらえない患者さんは、総体的に見て、認知症が進むのが早い。


その不満からか、こうしてスイッチが入って別の人格になるかたも多い。


やっぱり患者さんにとって、家族の存在はいちばん大きいと思う。