まだアベノミクスの声も聞こえず、
サブプライムローンの破綻の余波が残る２００９年頃？
私は外貨を初めて買いました。
為替のことも知らずに、
雇用統計の言葉も知らず、FOMCも知らず・・・
取り敢えずそんな庶民の私の耳にも円高の声が入っていました。
為替差益で利益が取れる！と何で知ったんだろうか？
父親が退職金数千万円分を外貨に換えたので、
私も同じようにしよう〜と思って、９２円、９０円、８８円・・・
と買っていきました。
まだ２０代の学生なので入れられる金額はたかが知れています。
どんどん円安になるのにビビって、８８円か、８４円で換えたのを
最後もうやめてしまいました。
合計９０万円程度です。
その後も円高に振れて、一時７５円まで下がりました。
２０万円のマイナスです。
なんじゃい！！とご立腹も。まぁ生活になくて困るお金ではないので
余裕のよっちゃんです。
それからアベノミクスで一時１２０円。
出さなかったですね。
その前後にUFJで保有していたのですが、
「ただ置いているよりは、保険で運用すれば？」と
案内されて個人年金を米ドルで買いました。
もう既にレートは９０円程度で決まっていたので、
その段階で利益は出ています。
金額は少なすぎて、今慌てて出すに値しない金額だったのが
功を奏したと思います。
円に換えることではなく、運用で増やそうと決めました。
その時点で３０万円ほどの利益にはなっていたのかな。
保険はよくわかってなかったのですが、
結構な旨味があり。
５年経過後は元本割れせず（レートによっては元本割れあり。まぁ９０円に
なる時代ではなかった）、１０年後以降には年金として
合計結構な金額を受け取れる商品でした。
５年の時期を待たずにこの円安。
１３０円を超えた時に「円に換えたい」と話すと
５年未満なので保険の契約のしがらみで手数料を払わないと
いけないとのこと。
１３０円以上円安になるのか！？とビビりながらも
手数料嫌さに放置。
すると１４０円・・・
私のケチりがちです。
数ヶ月後に５年が経過し、半額の４５万円分を出金しました。
解約手数料なしで。
３０万円近くの為替差益です。
その後、１５０円、１５５円・・・
もう十分だ、残りも出そう。と決めました。
半分の４５万円を出して、残りは円高になればそのまま保険で
年金として受け取ろうと思っていました。
後５年後のことですし。
が、更に円安が進み、解約手続きを決めました。
書類を取り寄せて内容を記載し、投函。
GW突入。
為替は１６０円をつけました。
え！！！
すごい！！
がその後、介入があったのだろう。
円高に・・・
GWに反映されて、受け取りました。
米ドルで受け取るか、日本円に換えて受け取るか
悩みましたがなんとなくのドルでの受け取り。
自分のタイミングで最後円に換えようと・・・
5/2に処理が終わって私の通帳に入ったみたいです。
さて・・・この日に１６０円だったかな？と
レートを確認してみると・・
一気に下げた日でした。
ほぉほぉ・・・
よかった。
まぁ１６０円でも１５０円でも、もう十分にいいのですが。
数日早かったら１６０円のレートで日本円で
受け取るが勝ちでしたが、
全く動きのわからないこの為替の中では下げた時ではなかった。
とりあえず、４０万円だけ円に換えました。
全額円に換えると８２万円です。
つまり半分程度を円にしたのです。
残りはもう利益分です。
ので、いつのタイミングで円に換えるかは私の気分次第です。
はぁ・・・数十年越しのドルが私の元へ太って戻ってきました。
こうして、今はもうドルは・・・
新たに加入した２００万円分の保険しかありません。
なけなしの９０万円の外貨でした。
若かりしころの私、よくこの外貨を買う選択をしたもんだ！！w
こんな時代が来るなら、もっと入れててもよかったよ。
なんて・・・
１００年の時代では、そこまでわからないね。
一巡して死んじゃうのかな。
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