年中の頃に、保育園の友達の肘が当たり、
保育士さんが気を利かせて眼科へ。
医師からは
「結膜が赤いとかそんなことよりも、弱視が強いですよ。」
との診断があったと報告ありました。
その受診がなければ全く気付きませんでした。
絵本の文字も読むし、別に何かを見にくそう・・・
なんてことないのです。
遠くのものも、近くのものも同じように見えていました。
受診した結果、メガネによる矯正が始まりました。
嫌がってかけてくれないかな・・と心配しましたが、
懸念で終わりました。
私はレーシック、夫くんは完全な裸眼。
私の母親が近視で眼鏡、父親は老眼で眼鏡。
なので、実家に遊びに行くたび、興味で目がメガネを
奪ったりしていたので、
「ジジと一緒〜〜」と付けていました。
弱視なので近視ではなく、遠視のようなメガネ。
つまり、手元のピントを合わせるレンズです。
度がきついこともあり、私がかけると水の中で目を開けている感じの
ぼやけっぷり。
ジジがかけても「こりゃきつい！！」というくらいの悪さ。
弱視は完全に親のどちらかの遺伝だそうです。
私も夫もそんな指摘されずに成長した旨を医師に伝えると
それは運良く自然にピントが合って視力が上がったとのことです。
小学校一年の時期に視力1.5とか合った記憶があります。
その後、小学五年生頃から勉強などで視力の低下が著明になり、
メガネ・コンタクト開始。
２４歳頃にレーシックをするのですが、それまでは0.1以下の視力で
生活していました。
検査の時の一番上の一番大きなあの穴の方向がわからないのです。
自分の足元がボヤけているのです。
そんな生活。
ほぼ裸眼で生活し、必要時のみメガネです。
私ごとですが、全体的にぼやっとしていて、
月はとっても大きく見えるし、皆肌がボヤけていて、目も大きく見えるので、
世の中の人は格好良くて、美人ばっかり！！って思っていました。
レーシックをして朝起きてそのまま壁掛けの時計の秒針まで
見える喜びと同時に。
世の中の人って思っていたほど、イケメンでもないし、
ちゃんとブスも多いなって思いました。
これまでの視力の悪さが、人の顔をかなり美修正されていたのですね。
月も小さいし。
後、虫や道路の汚れがよく見えてしまう・・・
けど、やっぱり見える世界は幸せです。
小学校の一年の頃に戻った感じです。
立ったまま値札が見えるので、どれが一番安いか歩きながらでも
商品を見ることができるんですね。
わざわざ近づかなくても。
しゃがんで商品を手に取らなくても。
それから１３年ほど経過しました。
今は視力は1.5~2.0→1.0~1.5になりました。
同じように左が悪いです。
又悪くなっちゃった。
まぁ、生活に問題なければある程度は仕方ないと
諦めないといけない部分もあります。
これから老眼がどうなるかな？と思っています。
料金は両目で１５万円相当です。紹介すれば１５０００円・・・
とかで何人か相談したかな・・・？
「気になってたやつ！問題ないの！？じゃあやる！！」
みたいな。
脱毛サロンも結構紹介したし、友達周りでは早い方で、
紹介できる側でした。
さてさて。
我が子ですが。
「小学校に入ればメガネは外れるでしょう。」と
先生が言った言葉を励みに、
メガネを使っていました。
別に励みにしていたのは私だけで子供は何も思っていませんが。
未就学児ということもあり、メガネをつけると、
他のお友達に取られたりして、鼻の
金具の故障などを2回ほどしました。修理は４０００円ほどかかりました。
１週間預けて・・・
誰や！！とイラつきますよね。
眼科に受診して医師の「修理が必要の診断書」を受け取れば
税金で修理できたのですが、
それまでに眼科受診で５００円、時間を作っていかないといけない・・・
その間かけられない。
を考えて、自腹で修理したり。
その保護者が払え！！とも思いましたがね。
その後、tomatoというメーカーの商品（本体とレンズで３万円）
を眼鏡屋さんに紹介してもらい、鼻の金具の故障はなくなりました。
周りの子も成長しましたので。
小学校に上がった頃には、年に2回の受診に減りました。
「そろそろメガネ取れますか？」と
先生に聞くと、「まだまだです。今、メガネ取れるとかそんな時期ではないです！」
と言われました。
え〜〜〜！！
先生が言ったんじゃん！
ドクターは１日に何人も目を見て話しているかもしれないけど、
こちらは我が子に全力で関わっているので、
その言葉も全部覚えていますよ！！
親の子への関与への気持ちは半端じゃないですよ！！
眼鏡屋さんと話していても、
「このレンズのきつさのお子さんは２０歳になっても
かけておられる方いますよ。
結構悪いですよ。」
とのこと。
あ〜〜一生メガネかな・・・？なんて思っていました。
んで、小五。
まだかけてます。
生まれながらの弱視は、
皆とても視力が低い状態で生まれます。
その後、小学校に上がるまでにピントが合って、
ピントが合うことで視力が上がり、大体1.0以上になります。
この未就学児〜小学校の低学年まで？の期間にピントを合わせないと
視力が上がることがありません。
ので、わかった段階でピントを合わせるメガネを
つけることで矯正し、いずれは視力が上がって矯正のメガネが外れる・・・
という流れです。
今、６、７年間メガネをかけています。
９歳までは助成があり、３割の保険と助成制度を利用すれば
実質無料でメガネを作れます。
修理もその対象です。申請するために役所に行くか、ネットから
プリントアウトして郵送でできます。
ので、先生と相談しながら、顔の成長と、視力を勘案して９歳になる
ぎりでメガネへ変更しました。
その後、今１１歳ですが、一度レンズのみ買い替えています。
これは３割負担となり、助成はなくなります。
結構大きいのよ、出費が・・・
１５０００円程度だったでしょうか。
メガネをかけて、耳の当たる部分の軟骨がちょっと隆起しています。
これはメガネをかけている弊害だと思います。
私は時々しかかけていなかったので、又成長してからだったのか、
そんなことにはなっていません。
そんなに目立たないですが。
我が子は気付いています。
別に何も思っていないみたいですが。
小四くらいから
「運動の時はメガネ外していいよ。危ないしね。
ボール見えるでしょ？」とのこと。
お〜〜〜！！
とうとうメガネを生活の中で外してもOKのタイミングが出てきた・・・！！
小五の冬には
「本を読むときくらいでいいよ、メガネかけるのは。」
と生活の全般、メガネを外してもOKの指示が出た〜〜！！
感無量でした。
成績表が上がって喜んでいた我が子ですが、
私はそれよりもメガネが外れることの方が喜びでした。
けど・・・
まぁかけてますね。ずっと。
外したり、かけたりはどこかに置いて忘れるからか。
きっと彼自身が生きているほとんどをメガネをかけているので、
別にそんなもん、どうしても外したい！！
というものでもないのでしょう。
ラーメンの時くらいかな、自主的に外すのは。
「曇る！！」と行ってマラソン選手みたいな
メガネの外し方をして、ハフハフ大好きなラーメンを食べています。
なんか・・・ずっとメガネの顔を見て
この６、７年関わっていたのです。
裸眼の顔よりも断然、メガネ顔の方が多かったな・・・
こんなキュルルンとした可愛い顔だったんだな・・と。
まじまじと見つめて・・・
「メガネ外してもいいみたいよ？
外す？」
と聞いても、「かけていく！！」と公園に行きます。
４本ほどメガネを買いましたが、
その都度、本人の好きな形のメガネを買ってきました。
それでも・・・
やっぱり裸眼の顔の方が可愛いな・・・
メガネはメガネでかけていても可愛いと思っていましたが、
やっぱりない方が私は好きだな〜〜
まぁ、親の私が好きなんて、どっちでもいい話なのですが。
「今でもモテるのに、メガネ外したらもっとモテてまうね！！」
と私が言うと
「外すとモテてしまうから、あえてかけてるタイプのメガネ！」と
ワンピースのクイーンの真似をして踊っています。
あの時、肘が目に当たって、眼科に連れていくと
判断してくれた保育士さんには本当に感謝です。
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