【2020年 コロナ禍の中 新成人になった貴女へ】 | 高橋貴子の飛常識なパンお菓子料理教室開業集客:横浜東京

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昨日は成人式でしたね。

新成人のみなさま おめでとうございます。(^^)

全国的にみると、コロナ禍のため、

オンラインに切り替わったり、
式典が中止になった自治体もありました。

それでもTVで報道されている式典を見てると
外で感染リスクを減らしながら

晴れ着を着てホカロンで手を温めながら参加している方も
いらっしゃいましたね。

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さて、この状態で

【成人式】

を迎えた貴女は、

今のご時世での成人を迎えたタイミングを
残念に思ってますか?

もしも、そう思っている人がいたとしたら

たった1つだけ伝えたいことがあって

このメッセージを書いています。


それは、

【親御さんへの感謝の気持ちを忘れないで欲しい】


ということです。



”え?なに?お説教が始まるの?”

って思った方もいらっしゃるかもしれないけど、(笑)

少しだけ私の話も聞いてください。


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私の成人式の思い出は、

決して明るいものではありません。

ーーーというよりもしかしたら、

毎年ほろ苦い思いをさせられる式典かもしれません。


私の二十歳の成人式は、

【絶賛 貧乏の真っただ中】(笑)

での開催だったので、

私は豪華で煌びやかな
晴れ着を着ることが出来ませんでした。


そう、うちはとても貧しい家でした。


母が3つも仕事を掛け持ちして、
生活を支えてくれていたのを知っていたので、

【着物が着たい】

なんていうことは

とても言い出すことが出来ませんでした。


母は母で、私に申し訳ないと思いながらも、
二十歳の成人式の時に

「ごめんね、着物が用意できなくて」

と昔母が、どこかのパーティで着た
白いワンピースを私にくれました。

母の気持ちを無駄にしたくなくて
私はそれを着て式典に参加したのです。


同級生に久しぶりに会いたいのもありましたし。


それでもやっぱり案の定、

同級生がそれぞれに、ステキな着物を着て
晴れやかな顔をしているのを見て、
少し胸がキュンと絞られるような気持ちになりました。


煌びやかな着物の皆さんの中では、
逆に私の白いワンピースは悪目立ちしていて、


悪気の無い同級生の
一言、一言が胸に刺さります。


「貴ちゃん、着物着ないの?」

「うん、着物だと動きにくそうだし、
気軽に動ける洋服の方がいいと思ったから」


とごまかしの嘘をついて、対応しました。



友人たちは、もともと私の個性

【我が道を行く】

と思考の持ち主だということを知っていたので、

とくに突っ込むこともなく、そのままスルーしてくれました。


それでも、数人から服装の事を聞かれているうちに、

だんだんいたたまれなくなって、

式典が終わったら、用事があるから、と
会場を後にして、

結局同級生との二次会に参加することはなかったのでした。


今思えば、それはそれで参加してもよかったのでしょうが、

当時の私には、

【キラキラした晴れ着をきている友人】

は目の毒だったのです。(苦笑)


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今の私からは、

みなさんは想像もつかないかもしれません。


今の私は、

努力すれば、数年かかっても必ず欲しいものは手に入れられると
確信をして動いているし、実際に夢はすべて叶っています。


そんな私が唯一叶えることが出来なかったのが


【二十歳の成人式に親からプレゼントされた晴れ着を着る事】

でした。


これは、今の私がいくらお金を持ってて
好きな晴れ着を買うことが出来ても

【親から貰った二十歳の振袖】


を着る事にはなりません。


だから、唯一叶えることができなかった夢というのは、

【二十歳の振袖】

だったかもしれません。



それぐらい、私にとっての二十歳の成人式の晴れ着というのは、

・タイミング
・親の財力

があってのものなのだと

毎年改めて実感させられる式典なのです。(笑)


さて、親御さんからプレゼントされた晴れ着を着ることが出来た貴女は

【両親にとても愛されている】


そのことに感謝してください。


みなさんは、もうわかっているかもしれませんが、

世の中のすべての事に


【当たり前】

なんていうことはないのです。


コロナによって、世界は激変しました。


成人式も世相に合わせて形を変えています。


それでも、両親から愛情がこもったステキな晴れ着を着て
この日を迎えることが出来ているあなたに

たった1つ伝えたいことは


【20年間育ててくれたご両親への感謝】です。


私が手に入れることが出来なかった、

二十歳の思い出です。


こんなご時世でこの年代に生まれてしまったことを
悲しく感じているかもしれないけれど、

晴れやかな着物姿で
成人式を迎えられてることをご両親に感謝して、

これからはしっかりとした足で立つ
ご自身の人生をお過ごしください。

ご成人おめでとうございます。

高橋貴子