お客様の本当に欲しいものって、なんだかわかりますか? | 高橋貴子の飛常識なパンお菓子料理教室開業集客:横浜東京

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先日、とある会社のテレフォンアポインターとこんなやりとりがありました。

その会社の新サービス、
とにかく一度会って話を聞いてくれというある意味粘り強い方なんですね。(苦笑)


やらないことに対して、会うのはお互いの時間の無駄だから、
と事前に会社の資料、サービスを送ってもらいました。


なぜなら、こういう所の売り込み(説明)は、
たいてい営業の男性がいらっしゃるんですが、、


ひどい場合だと


「私よりもWEBマーケティングの知識がありません」ww



プロなんだから、頼むよって思うんですけどね。



そして最後には、



「いや~高橋代表には弊社のサービスは要りませんよね。失礼しました。」


とかいうオチ。



だから会う前に資料くれって言ってるのに。。。



ということで、今まで20社ぐらいお会いしたことありましたが
ぐっとくるサービスはなかなかありませんでしたので
最近は事前に資料をみたりサイトをみてから会うか判断することにしているんです。


あ、あと、実際に使ってみて失敗したものもありますよ。(笑)


その人の上手な説明に乗ってしまって、
なんだか集客できそうな気がして、やってみたら、、、、


「ゼロ!!」


「ゼロ!!!」



ですよ。



衝撃です。(笑)





2個やったことあるんですけど。


1個は20万。

もう1個は10万。


まぁ、ドブ系の(ドブに捨てる系)お勉強代ですね。


そのお金があれば自分で


PPC広告やったり、
リマーケティング広告とか、
FB広告とかやったほうがよっぽど有益
です。


経験値からいうと30万広告費使えば、
講座にもよりますけど60万~100万ぐらいは売り上げ見込めるような気がします。
※もちろん、そのための適切な広告の設置&コピーライティングの技能は必須ですけどね。



という経験もあるので、あまり簡単にそういう会社の人とは会わないことにしているんです。



で、先日メールをもらって内容を見て、
会うかどうかを決める回答をする電話の日があったんです。


先ほど話をしたんですけどね、、、



「話が通じ無すぎてびっくりぽんだわ。」wwwww



でした。



私が


「なぜそのサービスを必要としていないか」

3つの理由を言っているのに、



※これ、かなり親切なお客さんですよ。
普通は営業の力量でその本質と要望を引き出すヒアリング能力が必要なので。




その3つに対して回答は無く、

とにかく


「うちの新サービスは最高ですから、
一度お話を聞いてもらってダメなら断ってください」の一点張り。
(ある意味度胸あるね。w)



そもそも、私のサイトをろくに見てない。w
だから私の質問に答えられない。

3日も時間があったのに。



まぁ彼女は、アポを取るのが仕事だから仕方ないんだろうけどね。




最後に言いましたよ。


「○○さん、あなたの熱意は認めますよ。

でも私はサービスを必要としていないと言っているのに、
あなたはうちの新サービスはいいです!のその言葉だけ。

お客様視点の提案が無いですよね?

いくらいいといわれても、私が必要ないといっているものは
そのメリットを言ってもらえないとその先は無いです。

顧客視点に立って提案してください。

それができないなら引いてください。」



といったら答えられずに話は終了しました。



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さてここからが本題ですよ。


この話どう思いますか?



特に教室開業している、教室開業をしたいと思っている方は、
よーーーーーーく考えてみてください。




同じようなこと言っちゃってる人も結構いますよ(笑)


たとえば、


・私の教室は○○が得意です!
・私の教室は他にない特徴があります!



これはこれでいいんです。
間違ってません。



でも、もう1歩踏み込んで伝えてほしいことがあるんです。



それは、



「あなたの未来のお客様は
あなたに出会うと、
何を手に入れることができるのか」




ということ。





たとえば、


「クリームパン」を教えることができる パン教室があるとします。


そのクリームパンは、誰をどうやって幸せにしますか?


・簡単に作れることが幸せ?
・子供に食べさせることが幸せ?
・友人にプレゼントすることが幸せ?
・実は自分が食べたいだけ?



そのお客様が望むことによって、
そのパンの説明と見せ方が変わります。




だからお客様が欲しいと思うことは何なのかを一生懸命考えてから
アピールしないと、上記のテレフォンアポインターの女性のように


的外れ


な提案になってしまうのです。




私ももちろん、日々自戒してますけど、
これを機会にみなさんも一度ご自身のサービスの再点検してみてはいかがでしょうか?



実は知らないうちに顧客視点がずれてしまっていることもよくある話です。