ドリームキラーは誰? | 高橋貴子の飛常識なパンお菓子料理教室開業集客:横浜東京

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<ドリームキラー>

ドリームキラーとは、脳科学者の苫米地さんが作った造語で、まさに子供や周りの人の夢を壊してしまう人達のことを言います。



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今日のお話はちょっと辛口ですので(笑)
心が折れやすい方はこれ以上先は読まないほうがいいかもしれません。

(でもきっと読んじゃうんだよね~)w





先日、印象的な生徒さんとのやりとりがありました。

2件とも共通する内容があったのでそのお話をしてみたいと思います。




午前の会のレッスンで、すでに開業した生徒さんがいらしてました。

先日、イベントレッスンで生徒さんを集客できたというお話を聞いたので
どんな様子だったのかを尋ねました。


レッスンそのものは楽しんでいるものの、次の予約はまた今度ということで特にお約束がいただけなかったそうで、、、


初期のころは、新規の方がいらしてくださったら、
なるべくもう1回は記憶に残っているうちにご予約をいただけるほうがいいので
(=リピーターになっていただくこと


そのためにどんな工夫をしているのかたずねました。


・帰り際に次の予約のお話をしたら
 →
今忙しいので、また時間ができたらといわれる

・習いたいパンがあるといわれて
 →では、また日程が合うときにとお話をしたりした

・レッスンからお帰りになったらお礼のメールを出している
 →特に返事がないこともある




ということで結果として
もう1回来ていただける状況にはなっていないようでした。


彼女の教室の場合は、まだオープンしたばかりなので認知度が足りないので
教室経営を安定させるためには、


「新規を増やす」
「既存顧客に再度来ていただく」



ことがセオリーなのです。


特に、

一度来ていただいた方に再度来ていただけると
新規の方よりは信頼感があるのでハードルが低いんですね。


だから、リピート対策ということでお尋ねしたんです。


上記の回答だったので、すこし突っ込んだお話をしてみました。



①帰り際に次の予約のお話をしたら
 →
今忙しいので、また時間ができたらといわれる
 →いつごろならお時間ができそうか、聞いておいてカレンダーにメモ。
  ころあいを見計らってさりげなくイベントなどのお誘いをしてみる


・習いたいパンがあるといわれて
 →では、また日程が合うときにとお話をしたりした
 →その場ですぐに日程を決めてしまいご予約いただく。
   帰ったらお互いにそんな話を忘れてしまう可能性もある

・レッスンからお帰りになったらお礼のメールを出している
 →特に返事がないこともある
 →レッスンそのものにそこまで満足していなかった可能性がある。
  もしくは単純に忙しい。 
  お礼のメールにそこまで返信をしたくなるような文章になっていない
 (ちょっときついですが、そんなこともお話しました。)





そうしたら、顔が沈んできて、、少しうつむき加減に彼女はぼそっといいました。




「そんな営業なんてむずかしい。
私にはやっぱり教室なんて無理なのかもしれない。
パンを好きなように作るのが楽しいからやってるのに。」




って。



だから、私




ある一言をいいました。



「だったら、教室しなければいいですよね」



って。



パン作りが楽しいっていうのなら、趣味でやった方が楽しいよ、といいました。



そこを目指すなら、教室っていう収益を目指さなければいいんです。



上記のリピーター施策は、「営業」という領域にもならないレベルでの活動なんです。
これを、できないと言われてしまうと、やっぱり事業レベルではとてもやっていけません。



もともと、ある程度の自立した収益もほしい、
好きなパン作りで人に喜んでもらいたい、
というところから始まっているのですから、
それを乗り越えるための努力も必要な時期はありますよね。


好きなことをするために苦難を乗り越える心の強さ


それが無いとお仕事として続きません。





そして、あともうひとつ言ってました。


「私なりにがんばっているのに。。」


と。




彼女は本当は励ましてもらいたかったのかもしれません。

それは私も痛いほどよくわかりました。



開業講座に参加しているときも何度も何度もそういう思考に陥り気味だったので
さすがに今回は、励ますだけでは成長が無いと、心を鬼にして言いました。



「がんばっているのは自分だけの思い、
相手に伝わらなければ、やってくれたことにはならない」


というシンプルな事実をお伝えしました。





「相手が感じてなければ、その事実はなかったことになります」



だから自己満足の頑張りだけではだめなのです。







そして、午後からはスカイプセッションになりました。


新規事業を立ち上げるクライアント。

日本文化に貢献するすばらしいお仕事をしたいという思いがある方でした。


私が彼女のコンサルタントとして契約したいきさつは、


私のデザインセンスと女性としての憧れ感を持ち
その私に事業全体をブランドプロデュースしてほしい というのが依頼内容でした。


すでに熱い心をもってお仕事に向かう真摯な気持ちをお持ちでしたので、
あとはいくつかある案をまとめていくのが最初のミッションでした。


その中でこんな話が出てきたのです。


彼女がいいました。


「××をするのは業界の常識。私がやろうとすることは、今までやったことない手法。周りのみんなに反対されました。うまくいきっこない」って。



私が思うに、彼女が思う非常識は、インターネット集客の世界ではさほど非常識な手法でないと感じていたので、そのまま行っていただいてもいいんじゃないかと思いました。



「業界が変われば常識も非常識になり、
非常識も常識になるかもしれない」



ことを私は知っているからです。



私は彼女の方向性に共感と賛同することにしました。



そして、そのあとにこんな一言を言ったのです。

(私、たまにこんな過激なこともいいます。)




「仮にこれから立ち上げようとする事業で
すぐに収益が立たなかったら死にますか?」って




「失敗したら、明日から食べるご飯がないぐらい逼迫した状態で
新規事業を興す状態ですか?」


ということです。



伺ったらご主人の収益もあり、子供いるが、この事業ですぐに収益が立たなくても



「食っていける」


状態であることが確認できました。




で、あれば、ですよ。



家族を路頭に迷わすわけにはいけない! というほどを逼迫感を持ってやらなくてもいいわけです。



なら、



「自分が楽しく、心がときめいて、やってみたいと思う方向」


でやるのが一番です。



もちろん、マーケティングリサーチとコンセプト作りは必要ですが、
私は勝算あると見ました。


なぜなら、
その商品を私が売れば、売ることができる自信があったからです。



だからその旨お伝えしました。
私なら、こんな風に売ると思う、と。


そうしたら、彼女の長年の迷いが取れたようでみるみる顔色がぱぁっと明るくなり、


「そうですよね!!その方向でやります!」


って言ってました。



その翌日彼女からメッセージが入りました。



それと昨晩、なぜか深い感動に包まれていました 。ああ、自分のクリエイティブな感情を肯定してあげていいんだ。それを出す仕事が自分を一番輝かすんだと分かり、 とても嬉しかったです。」


きっとこれからその方向で進んでいきますよね。

私も全力でサポートさせていただく予定です。(^^)




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さて、この2つのエピソードを読んで
お気づきの方はいらっしゃるかもしれませんが、、、



ドリームキラーは誰?



さて、一体だれなのでしょう?





一般的には、ドリームキラーにはこんな特徴があるようです。


①自分の事しか考えられない、つまりは抽象度がとても低い
②悪意がなく自分がドリームキラーになっていると言う自覚すらない
③親や家族、恋人や親友、学校の先生など近い所に存在している


しかし、一番身近にいて、その存在を自分自身でも自覚していない


ドリームキラーとは、、、



実は、、




「自分自身」



だったりすることも多いのです。




・やっぱり自分にはできない
・やっぱりこんな考えは非常識なんだ





って思った瞬間から思考が停止します。




だから、そんな思考に抗うように




「進みたい未来を手に入れる」ためにはどうしたらいいのか、



「できない前提ではなく、できる前提から考える」



習慣を身につけたいものです。