ろうどうきじゅんほう。 | パパとむすめの処方箋。

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2人のむすめの成長と妻に翻弄される
1人のパパの物語。
共働き家庭
女の子育児スタイルのひとつの形。


ろうどうきじゅんほう、って知ってます?

漢字で書くと

労働基準法、なんです。

かなり大まかに言うとですね

121の条文からなる

使用者と労働者に対して

会社で働くことに関するルールを定めた法律

ってことなんですね。



NARUが急に何を言い出す

と、お思いの方もいると思うんですね。

まぁ、せっかく社労士になるための勉強してきたんです

今までの記事と違ってですね

みなさんのお役に立てる情報を

ガリガリくんの果汁%分くらいは

提供できるかも知れません。

ただ

法律のお話なんで

50%の虚構を交えて面白おかしく書くってのは

少々痛い思いをすることになりそうなので

真面目に面白おかしく書こうと思うんです。





僕自身ですね

労働基準法って名前は聞いたことある

程度の認識具合だったんですね。

労働基準法って言うくらいだから

労働するための基準になることが書いてある法律

なんだろう、と。

つまり

働くためのマナー本みたいなものだろう

という認識だったんですね。

そんなもの法律にしてどうするって話なんですけど

そんな感じだったんですよ

勉強する前までは。



勉強していくと分かってきたことに

労働基準法って

他の労働・社会保険諸法令然りなんですけど

法学とか資格としてだとか

かしこまって専門的にやる法律じゃないんじゃないか、と。

もちろん、細かい内容は専門性が問われるわけですけど

国語・算数・理科・社会・英語

あ、あと保健ね

それらと並ぶくらいの

必須科目にしてもいいんじゃないか、と。

もうね

小学校から授業に取り入れてもいいくらいなんですね。

ぶっちゃけ、社会に出てですね

広く一般の方々に必要な主要5科目だって

あ、あと保健ね

高校以上の知識は一部の範囲の方々しか

仕事もしくは生活上

必要ないんじゃないかと思うわけですよ。

そこで考えてもらいたいんですけど

仕事してる時間って

人生の3分の1

人によっては2分の1くらい

僕の場合は5分の1くらいですけど

を、占めてるわけじゃないですか。

その大変関わりの多い仕事のですね

基本、いや基準になる法律をですね

ほとんど知らない、もしくは誤解して理解している

っていうのは無知を通り越して

不幸なんですね。



「ブラック企業」って言葉聞いたことあります?

社会問題として提起されてもいるので

ジブリ映画くらいの認知度はあるはずなんです。



定義はいろいろありますけど

要は

「腹黒い会社」ってことなんですね。

万が一知らない人はググってみてください。

まぁ、一概に言えない部分もあるんですけど

昔から会社っていうのは

「ブラック的」な部分はあったんですね。

僕が思うに。

それを

日本的経営の3つの特徴

「三種の神器」とも言うんですけど

企業別労働組合、終身雇用制、年功序列制

のことを言うんですね。

これらがどういったものかは

会社で働いている人は何となくでもわかると思うんで

説明は省くんです。

でね、この三種の神器の機能で

「ブラック」を「グレー」くらいにして

労働条件をコントロールして

労使双方納得して会社は成り立っていた

という部分があると思うんです。

それが時代の流れとともに

三種の神器の機能が薄まって

グレーがブラック化してきた、と。

理解のある経営者はですね

時代に合わせてブラックからグレーに戻して

グレーとして維持しているけれども

労働者の足元をみてですね

不況という経済情勢もその下地にあるわけですけど

本当はブラックだけれどもグレーらしく見せる

そういった企業が増えてきた

「ブラック企業」という言葉は

その象徴じゃないか、と。



まぁ、長くなりましたけど

そんなブラック企業で

知らず知らずに働かされている人たちも

気付いているけど働かざるを得ない人たちもですね

労働基準法を知っていたら

少しは現状が違っていたんじゃないかと思うんですね。

さらに言えば

学校教育として労働基準法を勉強できていたら

労働環境もまた、良い方向に変化するんじゃないかと

僕は思っているんです。



それをね

実現するために

社労士目指して受験勉強したってのが

きっかけの1つなんですね。

僕にとってはテーマが大きすぎてですね

1つの記事で締めくくるには無理があるんです。

それと

社労士になるとですね

「先生」と呼ばれるようになるらしいんですね。

議員や弁護士になると

職業上の「先生」ではなく

意味もなく「先生」と呼ばれるじゃないですか。

僕も「NARU先生」と呼ばれたい

そんな稚拙な理由もあったりするんです。



人間が小さくてサーセン。



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