MK2にCVK34(ビックボディ)のフィッティング作業です。キャブレター本体はゼファー1100の新品を使用。30φ・32φ等のスモールボディに比べボディ本体も一回り大きく見た目にもマッチングは上だと思います。

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ノーマルエアクリーナーBOX仕様ですが、いわゆる「ポン付け」と言うわけにはまいりません。エアクリーナーBOXにはそれなりの手加工を要します。

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周知の事実でもありますが、やはりスロットルの軽さと扱いやすさに関して言えば、強制開閉タイプと比較した場合圧倒的な優位さを誇ります。勿論、乗り味は好き好きですから負圧キャブのフィーリングを好まない方もいらっしゃるでしょう。

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また負圧キャブは嫌いとおっしゃる方の何割かは、排気量に対してキャブレターの口径が明らかに小さすぎる事によりパンチが無くて物足りない・・・と感じているのも事実だったりします。負圧キャブでも排気量と口径がマッチングした上でシッカリとしたセッティングの出た物は扱いやすい上にパンチだってしっかり出せると思います。

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キャブレターはゼファー1100純正ではありますが、マニフォールドを「ストレート化」する為、実はキャブピッチを変更してあります。
それに伴い固定ステーやチョーク連動レール等も延長加工を施してあります。

お問い合わせは多いのですが、今回の様に新品のキャブレターを使用した上で加工となるとコストもそれなりにUPするため、プライベーターさんが簡単に楽しめる様な、空冷Z用のフィッティングKITをリーズナブルにリリース出来る様な方向性で考えています。