自分に都合の悪いことはあんまり覚えて
いないものだ。
彼とはもう別れなければいけない、
でも別れたくない、そんな気持ちが
堂々めぐり。
答えの出ない迷路にはまってしまった。
しかしそれから1週間後、彼から連絡が来た。
彼はメールアドレスを変えてしまっていたので、
ショートメールでの連絡だった。
いつものような内容で、「いついつ逢える?」
と書かれていた。
そういえば、暗い気持ちで別れたあの日、
彼は口数が少なかったことと、
面倒くさそうな表情を見せていただけで、
別れるというようなことは一言も言っていなかった。
メールをもらった私は気持ちが一気に高揚し、
すぐに、彼にOKと返事をした。
仕事よりも、不倫の彼を優先したバカな私。
何日も彼に逢える日を指折り数えて、
やっと逢えたと思ったら、
一緒の数時間はあっと言う間に過ぎ去って。
次はいつ逢えるのかわからないし、
不倫のせいでおかしくなりそう。
彼と逢って、ベッドの上で肌を重ねても、
別れた後はすごく悲しくなる。
夕飯の支度をしながらぼんやりと、
彼と過ごした時間のことを考えると、
気がつかないうちに涙が頬を
伝っていくことが何度かあった。
家族にバレないように、声を出さずに泣くのって
難しいのだ。
いつまで続けるんだろう。
早くこんな関係終わらせなければ、そう思った。
明日は月曜日。
仕事は暦通りだから、明日は出社。
でも、何だか憂鬱な気分。
このとっても80年代の音楽と同じ。
最近どこかで聴いた記憶があるような…。
The Bangles - Manic Monday