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遺言

悲しみや苦しみの中の母達へ

お母さんがいつ死んじゃっても大丈夫なように遺言を書いておくね。

自殺はしないよ。
私を思う誰かが苦しむから。

自殺はダメだから。

でね、お母さんはお前達が勝手に想像しているような悲しい気持ちで死を迎えなかったよ。

あとね、それ、それも違うよ。
苦しくなかったよ。辛くなかったよ、その時。

だから泣かないで、つらくならないで。
まるでラクに寝入るようなその時だった。

後悔しないでね、勝手に。

お母さんは息を引き取る「その時」に、お前達がいなくても「目を閉じながらお前達が私に抱きついてしがみついて甘えている最中の時のまま」幸せな空間にいたから。

それが、「その時のお母さん」だったから。

なんて幸せなんだろう。すごい、嬉しい、かわいいお前達が大好き。

そんな時間を過ごしながら、ちっとも苦しくもないし、寂しくもないし、怖くもなかったよ。

また逢いたい、お前達のお母さんになりたいから、良かったらまた誘ってね。

パパ、ありがとう。
苦労をたくさんさせたね。

最後に幸せになれたかな?だんだん幸せになっていたらいいな。

パパがいない人生は考えられないよ。
ごめんね、本当に。

ありがとう、子ども達と巡り会わせてくれて。
私、パパの努力で幸せだった。

パパ、死ぬ時はぜんぜん怖くないよ。
痛くないの。

絶対に大丈夫だから。
約束出来る、「その時」は、まるで眠るように幸せな感じでね、あー、良かった。ラクだ〜って。
そんな感じだからね。

自分の人生は必ず誰かに繋がってるから大切にしてね。

また、私で良かったら誘ってね。
無理はしないでもちろんいいよ。

次に私と出会う時は生涯一度も傷つけないからね。パパが幸せになれるように全力を尽くせる能力を持ってくるよ。

じゃあね、パパ、子ども達。

私の心を全部あげる。

またね。

お母さんより。