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路線バス乗り放題券3日券を購入しのんびり路線バスの旅をしました。
レンタカーならあちこち数多く周れるけれど、忙しい旅は苦手ですし、
バス旅ならボーっと過ごせるから運転手(主人)の負担も減らせます。

何をいただいても美味しいし、
似ているけれど沖縄とはまた違った空気を持つ奄美大島にスッカリ虜になりました。

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せとうち海の駅

中心地から1時間15分ほどバスに揺られ瀬戸内町へ。

ここには加計呂麻島へ行くフェリーターミナル古仁屋港と海の駅があります。
海の駅には奄美大島の特産品の他、
瀬戸内漁協直販店「海力」さんがありました。

こちらのイセエビがうじゃうじゃといる水槽を見たら食べずにはいられません。
フェリーの出港時間が迫る中、
お願いしてお刺身を作ってもらいました。

瀬戸内町はクロマグロの養殖日本一だそうで、
加計呂麻島のバスの運転手さんに美味しいお店を伺ったら
海の駅の2階の食堂とのことでした。

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加計呂麻島の港

生間港と瀬相港バスの乗車券を売っている方に
加計呂麻島へ行ったらどうすればよいかと尋ねると、
『もう一つの港行きの路線バスに乗ってください。』と。

フェリーが着いたのは何もない生間港。
ここには瀬相港行きの南回りと北回りのバスが並んでいました。

帰りの瀬相港は生間港より賑やかで病院やお土産やさんがありました。
ここは寅さんの映画のロケ地になった島。

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加計呂麻島 押角

加計呂麻の響きの美しさに心惹かれ、下調べせず何気なく渡った加計呂麻島。
教わったままに生間港から瀬相港行きの北回りのバスに乗車。
途中の集落で地元の方々を降ろし、
最後に残った私たちが下りる事になったのは瀬相港ではなく押角。

バスはフェリーの時間に合わせて運行されているそうで
ここで時間調整をするから降りてと言われバスは去って行った。

何もない押角で次のバスが来るまで約1時間半。
静かな穏やかな桟橋に寝ころび聞こえてくるのは波の音だけ。
何もないけどなんだかとっても幸せな時間だった。

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田中一村記念美術館

2004年横浜で初めて出会った田中一村。
湿度を感じる鮮やかな絵に一目惚れしてしまった。

以来原風景を見たくてずっと来たかった奄美大島。
空港近くの奄美パークの中にある美術館で久々の再会。
原風景に出会いたかったけど、それは車がないとムリなのか。。
その時代からは時が経ってしまったのか。。
出会えませんでした。

でも、奄美パークの中には一村の原風景を模した『一村の森』があるので
雰囲気を感じることはできました。

奄美パークは奄美を知るのに必見。
ここは旧奄美空港跡地。なので展望台は旧管制塔。

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焼酎ダイニング SAKE工房 心

奄美の達人のお勧め店。
「焼酎ダイニング」とあるようにずらりと並べられた焼酎は圧巻。

初日に入ったこちらのお店で奄美大島の素材の良さに出会い
これからの食事に期待が高まりました。

名物つきあげを始め全てのお料理が美味しく、
それに合う焼酎のセレクトが素晴らしいと呑兵衛の主人談。
サービスも心地よいもので予約なしでは入れないと聞いていた通りのお店でした。

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誇羅司屋

郷土料理居酒屋。
初めていただいたトビンニャと言う巻貝。
小さな黒い爪をつかみ中身を取り出しいただきます。
3回目のお代わりをグッと我慢したほど素晴らしく美味しい!
のちのちこれが沖縄ではティラジャーと呼ばれているものと同じと知りました。

そのティラジャーの旬は春。
那覇の公設市場で中身だけ袋に入って売られているそうなので
いつかおなかいっぱい食べるのを楽しみにしています。

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奄美山羊島ホテル

奄美大島の中心地 名瀬市にある海が目の前の眺めの良いホテルです。
最上階に大浴場があり、海を眺めながら入るお風呂は気持ちがよかったです。

1枚目の写真は部屋のベランダからの眺め。
部屋は広く日本間付き。

夕食に刺身定食をいただきましたが、
こと車エビのお造りが美味しくこれだけ別オーダーでお代わりしました。

心地よいステイでしたが、市街地から距離があることが少し不便でした。
敷地内には2頭の山羊も飼われていました。
夫婦かと思ったら繁殖力が強いのでオス同士なんだそうです。


旅のきっかけ
行った事がないところへ行こうと計画。
ならば、田中一村が好きなので一村の描いた世界を見に行きたいと奄美大島へ。

2019年10月(4日間)人数2人 (1 男性 1 女性 )