泊まったお部屋はこんな感じの二段ベッドがいくつかある大部屋。
カギのある小さなロッカーがあります。
宿泊者は日本人を含めアジア系の一人旅が多く
お互いに気を使いながら快適なステイ。
一人の日本人女性は大きな布で上手に目隠しを作り
プライベートな空間を作っていました。
参考になります。
早朝5時に目覚めそーっとベッドを抜け出し
Wi-Fiが唯一使えるキッチン横のロビーへ。
コンセントがあるのでここなら充電もできます。
清潔で快適なキッチン。
各自の食材は右横の棚に名前を付けたカゴで保管。
冷蔵庫も同様。
前泊者が残したものか何種類かの調味料や
電子レンジ・コンロ・食器なども揃っているので
自炊する人を多く見かけました。
日本から来た山岳部のOBさんグループなど
大量の食材を日本から持ち込み手際よく調理し
毎食羨ましいような食事をしていました。
私が日本から持ち込んだ食材は
お餅・醤油・海苔・顆粒うどんスープ・パスタソースなど。
これに駅前のCOOPで生鮮食料品を買い足し毎朝・夕食は自炊。
ホテル
ホテルの外観
フロントは時間制で
フロントに人がいないときはカギが用意されています。
エレベーターがないので荷物を階上にあげるのは大変。
4人部屋組は2階だったので
大きなキャリーバッグを上げるのに苦労していました。
幸い大部屋の私の部屋はフロントのすぐ横なので
出入りが楽なのがありがたかったです。
トイレ・シャワーは共同。
シャンプー・石鹸類・タオルはありません。
洗剤は無料なもの
有料のコイン洗濯機が2台だけなので取り合いです。
この手のホテルは初めて
いろいろ勉強になり楽しめました。
シャンプー・タオル・ビーサンは必携ね。
ホテル前から見る午前6時のマッターホルン
美しい!
ゴルナーグラート鉄道で
マッターホルン、モンテローザなどがよく見える
ゴルナーグラート展望台へ。
スイストラベルパスを見せ半額で乗車券を購入 。
ゴルナーグラート鉄道の駅はホテルから徒歩約3分ほど。
ツェルマット8時発。
駅でご一緒した元山岳部のご夫妻から
進行方向右手からの景色がいいと伺い
右側の窓から眺めていると
直に見えるマッターホルンが見えてきました。
終点ゴルナーグラート駅
正面の建物はホテル。
こちらに向かい左手は展望台まで歩く道と
右手にはエレベーターがあります。
私は迷うことなくエレベーター組。
美しい!
スイスに来てよかったと思った瞬間。
亭主をここに連れてきたいと海外旅で初めて思った。
そんな機会ができたらこのホテルに泊まろう。
ゴルナーグラート展望台から
こんなの見たことがない!
おもしろいことにかなり大勢の人がいた展望台
『日本から来た人?』と問いかければ
おそらく全員が手を上げるんじゃないかと思うほどの日本人率。
さらに次々と日本人のツアー客が訪れる。
夏のスイスは日本人には大人気なんだわね。
どうりでツェルマットでも大勢の日本人を見かけたわけね。
展望台の望遠鏡を覗いてみると
東京はこちらの方向 9740km
ゴルナーグラート駅から一駅戻りローテンボーデン駅へ。
ここからハイキング開始。
自転車で下る2人。
写真を撮って欲しいと頼まれたメンバーが
撮影している間に横からパチリ。
こんな道を自転車で下るんだと何だか感動。
気持ちよいでしょうね!
うっすら逆さマッターホルン
ひたすら皆さんの後ろを歩く
初めてのトレッキングシューズにGパンの私。
健脚者に
『山歩きに濡れたら乾かないからGパンはダメよ
ワークマンにいいのがあるから買いなさいね』と
アドバイスをいただきました。
急こう配なのがよくわかります。
前方を歩くのはほぼ全員が日本人。
約2時間かけて1駅先のリッフェルベルク駅に到着。
ここでさらに歩く人と電車で戻る人に別れ
電車組はカフェでひとやすみ。
当然私も電車組。
駅前のお店ではスタバのコーヒーが売られてました。
羊が日陰でお昼寝中
区間内は乗り降り自由とのことなので
もう一度ゴルナーグラートへ行ってみるもの改札は開かず。
さすがに2度目はありません。
それができれば使い回しできちゃうものね。
ツェルマットに戻ろう。
リッフェルアルプ駅でなんと歩き組と合流。
『大変だったよ 歩かなくてよかったね』と言われたほど
健脚さんたちでも大変な山道だったそう。
ツェルマットの街が見えて来た。
夕方 キッチンでのんびりお茶のみしていたらベルの音が聞こえ
慌てて外へ出ると山羊の群れの行列。
白黒半分模様がこれまたかわいい。
夏の間だけ朝は山へ向かい
夕方は山からおりてくる山羊たちがバーンホフ通りを通るのだそうです。