沖縄は細長いので那覇からは遠いヤンバル(山原)。路線バスではなかなか北部観光が難しく、沖縄北部ツアーに参加しました。那覇を出発し東村のヒルギ公園、人気の国頭港食堂で昼食、最北端の辺戸岬、聖地でもある大石林山、ヤンバルクイナ生態展示学習施設 クイナの森、道の駅おおぎみ やんばるの森ビジターセンターといいとこどりコース。ラッキーなことに辺戸岬では沖合のザトウクジラ、満開の桜で美しく彩られたヤンバルを見ることができました。
東村 ふれあいヒルギ公園
多言語対応のトラベルイヤホンと簡単な資料、ヤンバルの水のペットボトルが配られ朝7時30分那覇を出発。約1時間半で最初の目的地「慶佐次湾のヒルギ林」に到着。現地のガイドさんの案内でヒルギ(マングローブ)やそこに生息する生き物を案内してもらいます。3種類あるオヒルギ、メヒルギ、ヤエヤマヒルギの違いを詳しく説明してくれます。ヒルギ(マングローブ)に種類があるなんて知りませんでした。
人気の食堂。ツアーバス参加者のメニューは一律でお刺身と魚のフライの定食です。お刺身も魚のフライも新鮮で美味しい!食後余った時間で周辺を散策していたらお隣は漁港でした。美味しいはずです。
この日は曇りで与論島は見えませんでしたが、沖合に潮を吹きながら泳ぐザトウクジラの姿が見えました。この時期は繁殖や出産、子育てのために沖縄に来るザトウクジラがしばしば見られるそうです。
沖縄での最高聖地と言われる安須森御嶽(あすむぃうたき)のエリアにある大石林山。琉球石灰岩の奇岩が連なっています。奇岩の中を散策。体力に合わせていくつかトレッキングコースがあり、体力のない私は一番長いコースを避け、海が見渡せる展望台がある「美ら海展望台コース」へ。
散策を終え出口付近でこのツアーのちょっぴりプレゼントのひとつ、シークワーサージュースをいただきました。
かわいくて何時間でも見てられそうなクー太くん。人の手で育てられたので人を恐れず、逆にその姿をすぐそばまで見せに来てくれます。ヤンバルクイナは国指定の天然記念物なので国の許可がないと飼育することはできず、現時点で許可がでているのはクー太くんだけ。一生独身、一匹だけかもと思うとちょっと可哀そうな気もします。
旅のきっかけ
世界遺産になったのをきっかけにずっとヤンバルのツアーバスに乗ってみたいと思っていたところ、TV番組でヤンバルクイナのクー太くんの特集が放送され、たまらず重い腰を上げてツアー参加しました。
2023年02月(1日間)人数2人 (1 男性 1 女性 )