名詞「difference」は「差異」と訳すのが通例ですが、スティーブ・ジョブズ氏の「Be different.」にはもっと深い意味があります。それは「他人と同じことをしても駄目だ。」というメッセージが込められているとのこと。その名詞の連語で「make a difference」という表現があります。これは「重要な意味を持つ」という訳語がピッタリ当てはまります。単純に「違いを作る」と言っても日本人には馴染みのない表現です。元来、同一視されることを嫌う欧米文化圏では「difference」ほど重要なことはないわけです。このような真逆の文化的背景を持つ英語をマスターせよと文科省がいうわけですから、かなり無理がありますよね。
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