今日は、夕方、暗くなる頃から

お散歩に出かけた


なんとなく、黄昏れる街の景色をみたくて


駅前に足を向ける


とにかく足元が明るくないと、つまずいちゃう気がして

やっぱり、明るい駅前に向かう


まだ正月四日目なのに

夕方の人の多さに、私はびっくり、、


人の多いこと多いこと

こんなに小さな駅なのに、

夕方には行き交う人であふれかえっている


活気があるって、いいな

と、素直に思う


暗くなっていくのに、街のベンチで一人黄昏る

私みたいな人すら

ポツポツいたりする


駅前には、それなりのイルミネーションが、美しい


巡り巡ってこの街に来てはや20数年

お昼ののどかな時間でも、普通に人々が忙しそうに

子供を連れた自転車が行き交い

歩く人々の姿が絶えない


とくに、お年寄りが目立つわけでもなく

様々な年代の人がいるこの町で

寂れた気分にならないでいられるのは

やはり、心強くもある


街の明かりを見上げながら、考えること

良いことばかりじゃないけれど

悪いことばかりでもない、と思っていたい、この世の中


生きることにもはや未練はないけれど

このまま、静かに細っていく、当たり前の老後がおくれたら

幸せなのかも?


まあね、いつ命絶えても、未練も、何にもないけれど

これからイケイケの人生を送るつもりもないんだし


静かに穏やかに黄昏れていければ幸せかな?


でも、せめて、夫より先に死ねたら、私は安心だし

せめてそれを願いたい


私は決して一人ではないって、なんでも本音を語り合える

夫の存在が、私には心強いとあらためてそう思う


年明けから、人生の終わりに心を寄せられるのも

穏やかで幸せなのかもしれないな


あんまり長生きしたくないし


そう言える歳まで生きれた自身の人生に感謝しかない

気持ちでいるの