セトレならまちの朝ご飯

ビュッフェではありません

右上の飛鳥汁 やさしい味付けで美味しかったよだれ


ご飯はお茶碗の白米ではなく、おにぎりを2個選びます
(おかわり自由)
私は、紀州の梅と海苔のない塩むすびを選んでみました

ニッポンの朝ご飯
ついつい食べすぎてしまうビュッフェより、健康的です

朝ご飯前の7時に時計を戻し…🕖

昨日チェックインの時に
ガイドさんと周る奈良公園ツアーがあると聞いたので、申し込んでおきました
地元のボランティアガイドさんと、私達3人でホテル周辺を散策します

春日大社
鳥居から先が遠くに見えるように、道幅が工夫されてるそうです
なるほど、遥か彼方まで続く道に見えます

前回のブログでも書きましたが、
京都はぴかぴかにきれいにするけど、奈良は古いままにしておく…って
確かに、
納得です


春日大社の中へは入らず、
公園の奥へと進みます

江戸三
料理旅館
独立したバンガローみたいな旅館
お料理が運ばれてくるそうです。
面白そうひらめき
夜中に鹿が訪ねてきそうですよね


鷲池 浮見堂
また写真下手過ぎてわかならいけど😣
池に建つ浮見堂がうつくしい場所のはず…らしいんですが、
ガイドさんもびっくり!
池の水を抜いているところでした
そして、奥に見える山!
が、
茨城県鹿島からやってきた鹿が、奈良に降り立った山
なんですって!


おお、そうでしたそうでした

以前茨城の鹿島神宮にいった時に、そんなことが書いてありました
藤原氏が氏神である鹿島の御分霊を奈良にお迎えして春日大社を建立するにあたり、御分霊を神聖な鹿の背に乗せて進んだ

鹿島神宮の鹿って
柵の中にほんの数匹いるだけなんですけどね😅ダウン

奈良の鹿は元は茨城の鹿、ということなのです

ガイドさんによると、奈良の鹿のDNAは、京都や近隣の鹿のと違う、って

さらにずんずん歩いていくと、

なにやら鹿が固まってます
鹿にエサをまいてる人がいました


影向の松(ようごうのまつ)
能舞台に描かれている松は、この松なのだそう
元の松は切り株で、現在は後継の松になってます



帰り道、まるで人の家と間違うような小さなお寺の
門を開けて、入っていくと

石子詰め
昔々、興福寺の寺子屋で、子供たちが手習いをしていたところ
一匹の鹿が現れて、半紙を食べてしまった
子供は、こらっ!と鹿に筆を投げたら鹿は死んでしまい
鹿は神様の使いなので、子供はおとがめを受け
鹿の亡骸と一緒に石を詰めて、庭の穴の中に埋められてしまった


そんな何とも悲しい、そして残酷な物語の場所なのでしたガーン

今でも鹿を轢いてしまったら罰金、とか、
犬を連れて公園内を散歩してはいけない、等の条例はあるとのことですが、
人の命の方が軽んじられることはないでしょう

今回は初めて奈良に泊まり、ガイドさんのお話しも聞けて、なかなかお勉強になりました🦌
朝食のあとは、あの仏像にご対面です😊