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一般社団法人JBMA認定トレーナーの
藤本未来です
みなさんはなかなか部屋を
片付けられないと悩んでいる人がいたら
なんと声をかけるでしょう。
私もなかなか片付けられなくてと
共感する人もいるでしょうし
少しずつ片せばいいとアドバイスする
こともあるかもしれません
でもそうするのを何に止められているのか
聞く人はほとんどいませんよね。
何がそれを省かせているのでしょうか
多くの人は部屋が片付かないと聞くと
めんどうあるいは仕事が忙しいからなど
自分がそうなるときを思い浮かべて
同じ理由だろうと推測します。
そしてそれを前提に話を進めるでしょう
人はそれぞれに異なる考えを持っている
とか相手の考えを完全に理解することは
不可能だと言われれば
そんなの当たり前だと誰もが言いますが
かなり多くの場面で気付かないうちに
そうやって決めつけてしまいます
もちろん全てを言葉にしていたら
会話にならないので自分の経験から
前提を推測する能力はとても大切です
それに普段はこれがあるからこそ
スムーズに楽しく会話出来ているのも
事実です。
でもアドバイスや説得が上手くいかない時
には一度立ち止まってそういった前提に
疑問を持って下さい
あなたにとっての常識が
相手にとってもそうとは限りません。
100人中99人があなたと同じ意見でも
相手がそう思ってなければそんな
非常識な人の話を聞かないのは当然です。
今まで何を前提に
アドバイスや説得をしていたでしょうか？
それらを受け入れてもらうためには
自分ではなく相手の頭の中にある情報に
合わせた言葉で話す必要があります
そうするためにまずはあなたが
当たり前だと思っている部分についても
何がそうさせているのかなど
その人自身に質問して確認しましょう
それだけでも新鮮な刺激になって
理解しようとしてくれているという印象を
与えられるので感覚は変化します。
そうやってお互いにとって今より快適な
コミュニケーションを重ねながら
より良い関係を築いていって下さいね
