処置室に搬送されたとき医師には
「検査の結果次第ではそのまま手術になりますがいいですか?」
と聞かれた
この発作とおさらばできるのであれば全然オッケー!って思ったので
迷いもなく「はい」と答えた
ようやく点滴をぶらさげたまま病室に通されたのは14時頃かな?
通されたのはトイレのついた個室
「個室?え~!これベッド差額代一日11000円の部屋やんっ!」」
「大部屋あいたら移れますので」とは言われたものの、個室はだいぶ快適だった
結果的に手術はまずは様子見
まずは点滴で痛みをおさえ、3日半の絶食となった
最初の痛み止めの点滴はまったく効かず
2種類目以降からようやく痛みがやわらぎ、少し眠れた
医師の回診時の説明は
「まず炎症をおさえます、それから食事を徐々にとってみて様子をみます。
入院期間は約1週間ですが、容体によっては伸びます」
え~!胆石手術をググると腹腔鏡下で2泊3日で帰れるなんてあったから
そんなもので退院できると思っていた~
月末の日曜日の入院・・・・
仕事の〆が~と思ったが、あきらめた
4日目から食事が出た
五分粥と小盛りの副菜
色味は白、茶、黄色、オレンジ系ばかり
全部茹でてあるもので脂っぽいものゼロ
乳癌で入院したときは院内のレストランで人気メニューの
鳥そばばかりたべ、病院食なんて手を付けなかった
それが今回はこの質素な(語弊ありますよね)
食事がどれだけありがたかったか・・・・
自分の今の身体にあわせて調整されたメニュー
口からものを食べられる喜び
食器が下げられるときのメニュー表に
「おいしかったです。ご馳走様でした。」
と書かずにはいられなかった
やはりあたりまえがあるときあたりまえでなくなったとき
ありがたみを感じるんだな~
乳癌やったときにそう思ったはずなのに
人間って忘れちゃうんだね