昨夜は中秋の名月ということで「お月見」をしました。

 

雲の多いお天気が続くなか、綺麗な月を拝めました。

その美しさを残そうと、デジカメで写してみました。

 

 

カメラの性能が低いので、こんな感じでしか写せませんでした。

 

 

昔は丸くむいた里芋を三宝に14個乗せ、縁側で御供えしました。

15個目はお月様ということでした。

その横には、ススキと萩の花も御供えしていました。

 

この頃は、ずっと窓際で御供えしています。

網戸とフェンス越しなので、風情がありませんね。

 

網戸ぐらいは開けようと思ったのですが、虫やヤモリが一瞬で飛び込んでくるので止めました。

 

太陽の光を受けてしか、闇夜を照らすことのできない月を眺めていると、こんな思いがこみ上げてきました。

日本は古代より太陽のような国でした。

しかし、たった一度戦争に負けただけで、自分から輝くのを止めてしまいました。

アメリカという太陽のような国に照らされることに安住する月のような国になりました。

時がたち、その太陽のようだった国の輝きに陰りが見え始め、日本は元の姿である太陽に戻らなければ、暗黒の世界に落ちてしまうと思い始めました。

 

今がその瀬戸際。

 

十五夜の月の光は、束の間の好天気に輝きながら、「太陽の国に戻らなければなりません」と語りかけているように思いました。

 

こんなふうに、月を眺めていると、物思いに耽ってしまうのは自然なことなのでしょうね。