地元では「知恵の文殊さん」と呼ばれ幼稚園や小学校の遠足で一度は訪れる寺です。
知恵の神様で有名な文殊菩薩を本尊としているので、学業成就、合格祈願のお参りが多いようです。
子供頃、このお地蔵さんの頭をなでたあと自分の頭をなでると賢くなると教わりました。いつの時代に作られたのか分かりませんが、子供の時の記憶とは違う面持ちの地蔵さんのように思いました。
この古墳は当山を創建した大化の改新時の左大臣、安倍倉梯麻呂(西暦649年没)の墓だと推定されています。
玄室には弘法大師お手つくりと伝わる平安時代の「願掛け不動」が祀られています。
この日、安倍の文殊院にお参りしたのはコスモスの迷路を孫達に体験させるのが目的でした。
色とりどりのコスモスが咲き乱れる迷路で子供達は大はしゃぎをしていました。
本堂で頂いたお抹茶とお菓子もとても美味しかったし、孫達は満足していたようです。
子連れの参拝は落ち着きの無いものでしたので、今度は母を連れて呆け封じのご祈祷に訪れたいと思いました。
大和朝廷があった奈良県には千数百年を越える古い歴史遺産が多数あります。
しかも過去の遺物というのではなく、現在も庶民の憩いの場として鎮座していることに感慨深いものを感じました。
詳しいことは安倍の文殊院ホームページを見てください→http://www.abemonjuin.or.jp