ルンルン何げない日常に潜む日本の文化 

掃除道具・用具 編

キョロキョロ昭和レトロな掃除グッズあれこれ飛び出すハート

ご家庭で使われているお掃除道具・用具を紹介します。ひとつひとつ職人の手で丁寧に作られた昭和レトロ掃除道具。懐かしいけれど新鮮ビックリマーク生活様式の変化によって、最近ではすっかり使う機会がなくなってしまったかのように思われますが、環境にやさしく電化製品や化学洗剤を使わないエコなスタイルが、改めて見直され人気となっているものもあります。

 

懐かしの品        拍手 掃除はお好きですかはてなマーク

 

 

①割烹着(かっぽうぎ)長袖

割烹着は衣服の汚れを防ぐために羽織って着るエプロンの一種です。日本で考案されたもので、着物の上から着用できます。調理や掃除の際、衛生上の問題や、着物が汚れるのを防ぐために着用しました。昭和の法事・葬式に女性は必需品でした。

 

 

 

②割烹着(エプロン) 袖なし

昭和の割烹着は襟周りがV字型や角ばっているものが主流でレースやフリルあり。今のように、汚れたらすぐに洗濯できなかった時代に割烹着(エプロン)が重宝されました。現在のエプロンの多くは、襟まわりが丸くなっています。

 

 

 

③帆前掛け(ほまえかけ)

帆前掛けとは、酒屋・醤油・味噌屋さんなどの腰を守り、衣服の破れや怪我を防止するために、重宝されてきた日本伝統の仕事着のことです。下部の切りっぱなしのフサや紅白の紐は“商売繁盛”の意味が込められているそうです。

 

 

音符帆前掛け(村要醤油本店)でトートバック

懐かしい帆前掛けでバックを作りました。醤油や油ボトル・瓶などの重たいものを入れても大丈夫です。ロゴマークの村要醤油は愛媛県松山市にあります。紐は肩から掛けられます。

 

 

④簓(ささら)

これ、一種のたわしのようなもので、竹の節(ふし)から先を小さく割ったもので、お櫃、桶、羽釜、中華鍋などを洗う時に使いました。昔は、今ほど油っこい料理を作りませんでしたから、ささらで十分きれいに洗えました。昭和に買って使用しなくなり、そのままおいていました。300円の値札がついています。

 

 

 

⑤瓶洗浄用ブラシ

以前は金物屋の片隅に必ずあったものですが、考えてみれば一升瓶を洗うなどという作業は一般家庭から無くなったのでしょうね。世の中は便利になった反面、一寸昔の生活習慣に必要だったものは、どんどん消えているなぁと、改めて思います。一切無駄のないシンプルな構造で、一升瓶・2Lペットボトルなどの内部もキレイに洗えます。

 

 

音符瓶洗浄用ブラシ

この洗浄ブラシは、細かい先端部分は、洗浄能力を高めるために馬毛を使用しています。他の毛材はナイロンです。持ち手はビニールパイプ入り柄で先端に穴が開いていますので、掃除した後に洗って紐を通してぶら下げて乾かせます。

 

 

 

⑥注ぎ口洗浄用ブラシ

やかん・醤油差し・急須などを掃除する時は、ブラシに洗浄剤をつけ注ぎ口から内部を洗浄することができます。ご使用後のブラシは、よく水ですすぎ、風通しのよいところで乾燥して下さい。他には試験管、哺乳瓶、キーボードなどの汚れをキレイに落とすことができ、現在も使用している人もいると思います。

 

 

 

⑦ダスター車掃除用羽箒

昭和の時代に、自動車につく花粉やほこり取るのに羽箒を使いました。ダスターとは、ほこりを払う人などの意味。羽根ほうきは、天日干しするとフワッと膨らむので購入後は広げて天日干ししてください。今は見かけることもなくナツカシイ道具です。

 

 

 

⑧洗車ブラシ(柄付き)

ブラシがソフトな繊維でできているので、柄が長く手の届かないところもしっかり洗える。自動車のボデイや屋根、タイヤに付着した汚れをきれいに洗うのに使用するのが洗車ブラシです。昔は自動車も自転車も丁寧に掃除をしていました。

 

 

 

⑨ビューティ カーミット

手を汚さず、ぬらさず、手荒れを防ぎ、車の金具などによるケガから手を守り、隅々までよく洗えます。冬期の洗車の際、特に保湿性があり、能率がグーンとあがります。洗車・ワックス・ふきとり・つやだし 昭和の値段120円

 

 

 

⑩ネイル用ツメブラシ

昭和には、マニキュアを行う前にツメブラシで爪の周りの細かい汚れをやさしく落とし、色々な工程を通過してマニキュアしていました。現在のネイル技術は、擦式清拭消毒(さっしきせいふしょうどく)の後、道具の使用方法に気をつけながら、ネイルマシンを使用して塗ります。ブラシによる皮膚のダメージはかえって手が荒れる原因となり、最近はツメブラシをつかわない方法が取られています。

 

 

音符レブロンマニキュアリスト

昭和にネイルやフェイシャルに興味があり、レブロン化粧品の、ネイルケアを行う専門職の資格を取りました。乾燥が気になる季節は特にケアに気を遣って、爪の健康を保ちたいものです。マニキュアをすると指がステキに見えますが、手入れがとても大切だと思います。

 

 

 

⑪100均ツメブラシ

これは100均のネイルブラシですが、昔のテレビドラマで、ブラシを用いてゴシゴシと長時間手洗いをしている外科医のドラマを見たことはありませんか?従来のブラシを用いての手洗い方法をスクラブ法といいます。これに対してブラシを使わずに擦式消毒用アルコール製剤を手指から前腕に十分に擦り込むラビング法があります。ラビング法が現在推奨されている方法です。2000年以降いくつもの論文で示されており、もはや医学界の常識となっています。

 

 

 

 

日本マイク現在の生活は、掃除・消毒によって、さまざまなところを清潔にする・・・衛生製品(道具・用具)が安全と使いやすさを工夫して、より便利になってきています。楽になって良かったぶん、費用が加算札束され家計が大変になってくるかもしれませんね。新型コロナウイルスの流行で、多くの人が感染の怖さを知り、使いやすい道具・用具やマシン(器械・装置)を使用するように変わってきています。政府が令和5年3月13日以降、マスクの着脱は個人の判断に委ねるとしています。飛沫が飛ばないパーティション(ビニールカーテン・アクリル板)設置も取り外す店が多くなってきています。

 

 

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