スター今も愛される遊び道具スター ②

笑子供のそばにあったもの立ち上がる 

昭和30年~40年代、町内の子供たちは日々遊びが主流で、お金をかけない遊びがたくさんあり、遊ぶのに事欠かない状況でした。色々な遊びは、兄弟・姉妹や友人・先輩から伝授され一緒に表(屋外)で遊びました。今より不便でしたが懐かしい。昔のおもちゃ(遊び道具)あなたはいくつわかりますか?

 

懐かしの品 男の子女の子子供時代を懐かしめる遊びバスケ

 

 

 

①わだこ(和凧)

江戸時代に男の子が生まれた家は、年の初めにその健やかな成長を祈願し、厄除けの意味を込めて凧揚げを行ったとされています。また、立春の時季に空を見上げると健康に良いという言葉もあり、健康を祈るために子供たちは、お父さんに手伝ってもらいながらたこを揚げ、元気に走るとやがてたこは大空へ!

 

 

まじかるクラウン和凧と奴凧(やっこだこ)

奴=武家の家臣 奴が筒袖を着て、左右に両手を広げた形のたこ。語源は「家っこ」で、勤め人・家来といった意味です。ミニチュア

 

 

 

②折り紙ヒコーキ(ペーパー エアプレイン)

紙ヒコーキは日本でも古くから親しまれている遊びですが、それがいつ始まったのか、正確に伝わっていません。江戸時代になると紙はしだいに安く手に入るようになり、たいへんポピュラーな遊びとなりました。四角い紙を折ってつくる折り紙ヒコーキ。子供のころよく折って遊びました。

 

 

 

③竹とんぼ(竹蜻蛉)

かって少年たちは肥後守(ひごのかみ)で、鉛筆を削ったり、木や竹を削って竹とんぼなどを作っていました。団塊の世代以上の方にとっては懐かしいのではないかと思います。今の子供たちに、ナイフで竹とんぼをつくるのは、手を切ったりするので、作り方を、指導するのも大変になってきているようです。人にむけて飛ばさないこと。これだけは気をつけましょう。

 

 

 

④はごいた(羽子板)

羽根つきの由来ですが、もともと「邪気をはね(羽根)除ける」という意味合いで、年の初めに宮中で行っていたのが始まりです。お正月に羽根つきをすることで、その年の無病息災を願ったのです。生まれた女の赤ちゃんに「魔除け」のために羽子板を贈る習慣も、すでに室町時代からあったそうです。

 

 

 

⑤ヨーヨー

ヨーヨーが日本に伝わったのは江戸時代といわれています。中国から長崎に入り、その後大阪、江戸にも伝わりました。ヒモを指に取り付け、手をはなれた勢いを操り本体を上げ下げする。そんな単純な遊びから1990年代にはバンダイ社から「ハイパーヨーヨー」が発売され、それまでのヨーヨーでは不可能だった高度な技ができるようになりました。向かって左側の木製ヨーヨは昭和のヨーヨーです。

 

 

 

⑥ビー玉

ビー玉とは対戦者が地面に出し合って、置いたビー玉に、それぞれのビー玉をあててはじき出し、置きビー玉を奪い合う遊びです。ぶつける・投げるなどの攻撃的な遊びが方が多い。ゴルフのように、何ケ所か入れる場所を決め、じゅんに入れていく遊び方もあります。明治30年頃から大阪でガラスのビー玉が出回りだし全国的に普及したのは明治時代の終わりころです。模様無しの方が昭和のビー玉です。

 

 

 

⑦おはじき

おはじきは遊び方がたくさん!はじいて遊んだり、対戦ゲームをしたりと、アレンジ次第で夢中になれるでしょう。室内で遊ぶものなので、女の子に好まれます。昭和のおはじきは平たく丸い白地で、現在のおはじきは透明に色とりどりのガラスで直径は昭和の方がほんの少し小ぶりです。小さい子供と一緒に遊ぶときには、誤飲に気をつけて下さいね。

 

 

 

⑧はなふだ(花札)

花札は日本特有のかるたの一種です。花かるた、花がるたとも。一組48枚に12か月折々の花が4枚ずつに書き込まれています。48枚という構成はポルトガルのトランプが伝来した名残です。2人で遊ぶこいこい、3人で遊ぶ花合わせが一般的で、愛媛では八八という遊び方に人気があるそうです。

 

 

 

⑨ろう石(蝋石)

石筆とも呼ばれる小さく切断された滑石(かっせき)で筆記用具として用いられていました。鉛筆が普及していなかった明治時代の初期の小学校では、ノート代わりに石板を用い、ろう石で書き取りを行っていました。利用法はチョークと似ていますが、描かれた線の色は白色のみ。子供はこれで地面や塀などに落書きをしたり、石蹴りなどの遊びで使われる図形を描いたりします。描いた絵は比較的容易に消すことができる。

 

まじかるクラウン石蹴り遊び。ケン、ケン、パー、ケン・・・・・

 

 

⑩ふえ(笛)ホイッスル

吹いて鳴らす楽器の一種。竹、木、角、石、金属などで作ります。一孔(歌口)から息を吹く。競技の合図に審判が鳴らす笛でもありますが、野山で遊んでいてどこからか出られなくなるなど、危険な場合に遭遇したとき、ホイッスルがあれば、大きな音で知らせることができます。災害時や防犯用として、いざというときに持っておきたい。自分や家族の身を守るために、一つあると心強いアイテムだと思います。

 

 

 

⑪方位磁石(ほういじせき)・コンパス

現代はカーナビを使う時代なので、方位磁石の必要性は薄れてきましたが、山に登る時、必ず持って行くものの一つに方位磁石・方位磁針がありました。方向を測定する道具で、山の中で道に迷った時は、登山地図と照らして見ながら進む方向を決める時に役立ちます。小学校3年生の理科の教科書でコンパスをならいました。現在も教える授業があるのかな?

 

 

 

⑫なわとび(縄跳び)

なわとびは、自らあるいは他人の回す縄が地上付近で通過する際に飛び越えていく遊び。日本においては、1878年にドイツから輸入された器械体操の道具の中に縄跳びの縄が入っていたのが起源です。しかし、遊びとしての縄跳びの起源は日本もはるか昔に、遅くとも室町時代には、縄を跳ぶという行為自体は存在していました。向かって左側の縄跳びは小児(子供)用です。

 

 

 

拍手子供の遊び場所は学齢別もありますが、昭和世代は「空き地」や「神社神社仏閣」「裏山」等屋外が多く、平成世代になると、「自宅でテレビ(アニメ・マンガ)」「シヨッピングモール」「学童保育所」等、令和世代は「公園」「自宅又は友人宅でスマートフォン・タブレット端末・パソコンを使って」等屋内が多く、世代により遊ぶ環境が変化しています。

 

 

 

 

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