④  伊豫岡八幡神社 桜 2022

お願い 心癒される最高のスポット 桜

石段を登ると広庭があり本殿と拝殿及び境内末社があります。拝殿の右側には、恵比寿神社・五穀神社などがあり、拝殿の左側に建っている上之川(かみのかわ)神社は上吾川に鎮座していた神社を合祀した神社で境内社としては大きな社殿です。上之川神社の左側に高良宮(こうらぐう)石段登り口があります。当神社の神域には樹齢数百年の老樹が茂り、そのなかに多くの古墳群を形成しています。暖地性植物の群生する自然林は珍しく、古墳群は史跡として、いずれも郷土の貴重な文化財です。

 

懐かしの神社  拍手時を経て先人に感謝

 

 

 

①恵比寿神社・五穀神社(庚申社)等

恵比寿神社は商売繁盛を祈願する神社。漁村では豊漁をもたらす神とされ、農村では稲の豊作をもたらす田の神の性格も兼ねています。また、この神域は多くの古墳が散在していますが、御霊は伊予国厳霊八森神(げんれいはちもりがみ)として、五穀神社に合祀しているそうです。他に、多賀神社・金毘羅神社・松尾神社・鹿島神社・和靈神社の祠があります。

 

 

 

 

②八幡池

恵比寿神社・五穀神社から、そのまままっすぐ行きますと角に階段を下りる裏参道があり、下りたところ右側を上がると八幡池が見えてきます。今から400年まえに築かれた、下吾川と上吾川の田圃の灌漑用水。溜め池の底はコンクリートを張っておらず、溜め池の水は地中に深く沈み込んで、地下水を安定的に維持する役目を果たしています。

 

 

 

 

 

③八森神社(古墳を祀る)

本殿の裏には、古墳を祀る祠が建てられています。地域を代表する群集墳で、県内でも数少ない典型的な古墳群で大小10基の古墳が存在していますが、発掘調査等は実施されていないと聞いています。

 

 

 

④上之川神社(上川神社・かみのかわじんじゃ)桜

本殿向かって左側、森林を背景にしている上之川神社。鳥居の奥に鎮座される境内社で、石鳥居には文久2年(1862)壬戌三月(みずのえいぬ)と刻まれています。桜桜

 

 

 

神社手水鉢

手水鉢をおおう屋根の支えとして鳥居の柱を再利用していると教えて頂きました。(この時は屋根が飛ばされてはずれていました。)

 

 

 

神社神銘石

神銘石には正岡子規の書道の師、武知五友の書いた漢詩「山静似太古」「日長如小年」が刻まれています。明治25年に建立。意味は山が静かで、大昔のようであり、日が長くて、1日が1年のようである。堂々たる迫力を持つ剛健な書で達筆であると言われています。

 

 

 

日本武知五友 書  正岡蔵

武知五友さんが宅へ寄られてお書きになられた書が正岡屋に残されています。

 

 

 

神社玉乗り狛犬

拝殿の左右に神域を守護されるのは明治23年(1890)4月吉日の「玉乗り狛犬」大きな尻尾と大きな玉には美しい装飾が施されています。このような狛犬は、鞠(まり)であそんでいるような様子から「運気がよく転がるように」という意味合いで『家運隆盛』と言われているようです。

 

 

 

 

神社素焼きの狛犬

本殿前左右に素焼きの狛犬が設置されております。石造りと木彫の狛犬は見かけますが、素焼きの狛犬を見かけたことがなかった方は、驚かれるのでは?ないかと思います。狛犬の足元には古い鬼瓦が置かれています。

 

 

乙女のトキメキ立派で迫力のある狛犬ですビックリマークキューン

 

 

 

⑤高良宮(こうらぐう)石段

急階段(石段)は、老朽化がすすんでおりますので、安全面を配慮の上ご参拝ください。側の石碑には「石鉄大権現」と刻まれた碑があります。春は老木の桜がお出迎えしてくれます。桜

 

 

 

⑥高良神社(こうらじんじゃ)

厄除け、延命長寿、福徳円満をはじめ交通安全など生活全般をお守りくださる神様がひっそりと建っています。

 

 

 

 

絵馬伊豫岡八幡神社は、郡中平野のほぼ中央にある鎮守の森で、住民の信仰の対象の場でした。森には古墳群があり、この地域を治めた豪族の墳墓と言われています。氏子は、上吾川、下吾川、湊町の住民です。現在は、高忍日賣(たかおしひめ)神社の兼務社になっております。

 

 

 

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