お祝い明治・大正・昭和の結婚式~お葬式

日本「家と家の結びつき」を祝う儀式

基本的に結婚式は「家と家の結びつき」を祝う儀式でした。その為、神社や大きな料亭ではなく嫁ぎ先の家で、行うのが一般的です。祝宴が終わると「床入り」となり、婚礼の儀式を締めくくったそうです。昔はお嫁さんの最大のお仕事は跡継ぎを生むことだったようです。

 

懐かしの品  ハートのプレゼント  寝具類他

ベル 先人が残した物を捨てるのは簡単だけど残したい!

 

 

①蓋付夫婦湯呑茶碗 お茶

最近は、ゆっくりお茶する時間がとりにくい感じですね。蓋付のお湯のみ茶碗も使わなくなりました。かっては、お客様にランク付けするような形で「特別な人」には蓋付「一般の方」には蓋なしなんて使い方をしていたようです。最近では蓋付湯呑の作法とか扱い方を知っている人が少なくなりました。

 

 

 

②ミニチュアのお道具

婚礼道具の一つとして、花嫁が、花婿の家に嫁ぐ時に持たされるミニチュアのお道具(茶道具・台所用具・琴・三味線・囲碁・将棋等)いろいろなミニチュアがあります。各道具には上達するようにとの願いを込めて娘に渡すそうです。

 

 

 

③小型六曲屏風(こがたろっきょくびょうぶ)・枕屏風

昔の家屋は今ほど機密性が良くありません。枕屏風を使うと大分寝やすくなったのでしょう。冷たい空気を遮断して思った以上に暖かく眠れます。間仕切りや目隠しの役目にも使われました。ちなみに、昔は二曲に限らず丈の低いものを全て枕屏風と呼んだようです。身につけるものを仮(かり)に掛けたり、和歌や絵画などを貼って飾ったりと、生活の中で色々な利用をされてきました。

 

 

 

④箱枕

.年代として男女とも13歳くらいから結婚が許されていたそうです。ちなみに15~16歳くらいで結婚することが多く、遅くても20歳までには結婚していたようです。江戸時代に考案された箱枕は箱型の木枕の上に、小さな枕を付けていました。

 

 

 

 

⑤布団綿と真綿

「綿(わた)」はアオイ科ワタ属の多年草植物の総称。「木綿」と同じものです。丈夫であり、吸水性もあって肌触りも良い。向かって右は「真綿」です。「真綿」は蚕の繭からつくる繊維で、「絹」「シルク」と同じものです。真綿は羽毛や羊毛と同じ動物の繊維なのです。保湿性に優れ、布団や防寒着の中綿として利用。良質なものは紬の原料としても利用されました。

 

 

 

⑥夜着(よぎ)・かいまきふとん

夜着(よぎ)は掛け布団の一種で、綿が入り着物の形をしていて「かいまきふとん」とも呼びます。特徴は肩がおおわれて保湿性が高いこと。原型は鎌倉時代に武士が着ていた「湯帷子(ゆかたびら)※浴衣の原型」になります。」生地は上質なものでは絹で友禅染。庶民一般では藍染による麻や木綿が多く、縞や絵絣模様を描いたものなどがあります。

 

 

 

⑦敷布団・掛布団

綿花の国内生産の発展と共に寝具としての夜着や布団の生産が始まったのです。元禄年間(1688年頃)から遊郭を中心に綿布団が使われるようになりました。多くの人々の手には到底届かない超高級品で、綿布団1枚だけで高級車が買えるほどの価値があったそうです。

 

 

 

⑧掛布団(鶴)おすましスワン

多くの人々が布団で眠れるようになったのは明治半ば以後でした。それでも農村部では、藁(わら)やモミ殻が寝具の主流でした。一般家庭で羽毛布団が使われるようになったのは昭和40年代頃だと思います。

 

 

 

⑨掛布団(花)ハイビスカス

若い方は昔の重い綿布団のことはご存じないでしょうが、昭和の中頃まではお嫁入りする時に、2組持って行く掛け敷き組布団。新婚夫婦が寝るためではなく主に客用の布団でお道具的意味合いがありました。

 

 

 

⑩掛布団ぽってりフラワー

昭和に入っても綿布団は相変わらず高級品で、戦後もしばらくはその状態は変わりませんでした。戦前までは、布団は家庭で仕立てるもので、ふとん屋は存在せず「わた屋」が主流でした。わた屋の商品は、木綿綿や真綿が主で古い綿の打ち直しも貴重な収入源でした。この掛布団はふとん屋(寝具店)ができてからの品物です。

 

 

 

⑪蚊帳(かや)

エアコンや扇風機のない昔、夏には不可欠な道具でした。熱いから風を入れたいのに蚊がうっとおしい。悩みを解決したのが蚊帳でした。寝る時に部屋に吊り、中に布団を敷きます、蚊が中に入らないように、端を持ってバタバタふってから素早く入ります。

 

 

 

⑫もんぺ(モンペ)

もんぺですが、幕末に「段袋(だんぶくろ)」という和裁様式で作られたズボンをベースにデザインされています。戦争中、防火活動などでモンペの着用がある意味義務付けされました。腰のあたりに名札(白い布に住所と名前を書く)を縫い付けます。尚、最近売っているゴムの入ったモンペは厳密にはモンペではありません。野良着と言うそうです。

 

 

 

 

クローバー巴里(ぱり)居宅介護支援事業所から

陽が落ちるのが早くなり、冬が駆け足で近づいてくるようです。朝晩の冷え込みが激しくなってきて、風邪やインフルエンザ、ノロウイルス等による流行性下痢嘔吐症が心配な時期になってきました。身近に感染予防する方法をご紹介します。

 

りんご.部屋の空気を入れ替える。

 

ぶどう.外から帰ったら手洗い、うがいをする。

 

バナナ.十分な睡眠をとり、疲れを溜めない。

 

さくらんぼ栄養バランスのとれた食事をする。

 

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