100歳を越えたきもの

　歌手　「小桜舞子さん」　です

お付き合いと言うか　スタイリング、着付けをさせていただくようになって

もう10年近くなるかしら　お世話になっております。

お顔も、出でたちも、性格も、とっても ” かわゆい ”　のです。

撮影中はいつも　新曲がずぅ～っと流れていて、いつも思うんだけど　

小柄な体のどこから　あんな迫力のある声が出るのかしらって。

実は、下の 「母娘じょんがら」 の写真の着物なんですが・・・

私の祖母が　かいこ ⇒ まゆ ⇒ 紡ぐ ⇒ 織る　までの工程を全部やって

染屋さんに染めてもらって、縫って、着ていた着物なんです。

祖母　～　母　～　私　と正に親子三代　　いや！　舞子ちゃんで四代ですね。

何回も解いて、洗い張りして　染め替えて　縫い直して　

最後に私用に染めてくれた着物です。

もう　うん十年も前なのに　結構斬新ですよね　気に入ってます。

祖母も母も小柄でしたから　私には丈も裄も短いんですが　

初めてこの着物を着せてもらって、同級生と松本城（長野県）に遊びに行ったのを　

よぉ～く覚えてます。

よく見ると　” つぎはぎ ”　だらけなんですよ.

でも　ちゃんと見えないところに持って行ってるんですね。

　　　上前はこんなに綺麗　　　　　　　下前は3種類の生地を剥いでます
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私の生まれ育ったところは　今、NHKの朝ドラ 「おひさま」 の舞台になっている

長野県の　あずみ野　です。 　農業と養蚕を営んでいました。

形が崩れたり、 しみの付いてしまった繭は出荷ができませんから　

自分達の手で紡いで　真綿にしたり、生糸にして 織って、染めて、縫って、

最後に　自分達のご褒美となるんです。

手紡ぎは　紡績工場の機械にかけた　光沢のある滑らかな糸には出来ませんから　

手紡ぎ独特の節のある糸で織り上げた反物は　なんとも言えない風合い、味わいがあるんですね。

今、オフィスの棚の中で　「宝物」　いえ 「守り神」 となってます。

　　　そんな環境の中で育ったから　着物が好きになったのかも。

　　

舞子ちゃん　とっても気に入って　ディナーショーにも着て下さったんですよ

今までのも見てください　”はんなり京美人”　でしょ！

　　 　ふるさと　「池田町」　から撮った北アルプスです

　　　　 　 　（なかなか　うまくつなげられません）

　「パルワ」 * 「ＢｅＢｅ 」　ともに　3月22日より通常の営業に戻りました。

　　パルワ定休日　：　日曜 ・祭日 　　

　　営業時間　　　 ： 10:00am ～ 19:00pm

　　BeBe 定休日　：　日曜　　　 　　

　　営業時間　 　　：　12:00am ～ 19:00pm

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