こんばんは😃🌃
こちらに来てくれてありがとうございます🙏
~前回の続き~
高野山2日目(最終日)
高野山の朝は早い。
(夜、寒かったけど朝は大丈夫でした)
これも宿坊によって異なりますが、朝の勤行は6時25分頃からでした。
6時間以上寝れたから心も身体も元気
足裏だけが少々痛いぐらい
勤行終わりで少しの時間に散歩もかねて向かいの壇上伽藍へ。
人がいない時間・朝の高野山を見たくて少し外に出てみました。
とっても新鮮で神聖な空気、少しひんやりするこの時間は気持ちが凛とします。
朝の壇上伽藍、明け方の高野山はとても神秘的でした。
本当は2泊したかったのですが、やりたいことを決めてここに来ました。
今回、一番やりたかったのが前回できなかった阿字観瞑想
(前回行った12月は開催してなかったんです)
真言宗の総本山の金剛峯寺で開催してるんですが店員10名。
なので9時からのに合わせて早めに行こうとしたら、なんとなんと!
この桜池院さんでこの後できると
ラッキー
急がなくてすむー!!←
阿字観瞑想とは真言宗の御本尊である大日如来を「阿」の字に現し、それを見ながらする瞑想のことを指します。
宗派によって御本尊が違うので、阿字観は真言宗と言うことになります。
高野山のお寺は全てが真言宗ではないんですね。
阿の回りの丸は宇宙を現してます。
個人的に大日如来はアメノミナカヌシと思ってます。
阿字観瞑想は「身体・呼吸・心」を整えるもので、現役のお坊さんでも「心」が一番奥深くもあり難しいそうです
この3つは生きる上や身体を動かすにあたっても当てはまります。
身体は姿勢。
ヨガと一緒でムリなく痛くない姿勢にし、しびれたりしたら体勢を変えてオッケー!
理想は大日如来と同じ座り方。
座布団使って座るので楽でした!
呼吸しながら、隙あらば人はすぐ考えてしまう。
大事なのは「今」に集中。
梵字の「阿」を見ながら半眼になりますが、誘導瞑想でなぜか涙が流れました
涙で「阿」がにじんだ
心地良い時間でした
30分しか経ってなくてビックリでしたけど
そのあとは住職さんとのお話。
桜池院の住職さん、めちゃくちゃ若い!
我々入れて2組の参加でしたが
めちゃくちゃ私、質問してた
(ないかもと思ったら、次々と出てきた)
・阿字観瞑想は朝やるのが理想。夜はやってもいいが眠くなるし、思考が働く。
・時間は長ければいいわけでもなく、気分が乗らないなら短くていい。
現役のお坊さんでも、日によって変わる
・高野山は生活音が少ないから修行の場所に最適。瞑想は生活音に左右されやすい。
やるならサイレンや車、なるべく生活音がないところで。
・人は音の影響ですぐ思考する。
・宗派は変えても問題なし。自分がいいと思ったところでいい。
・戦国時代はお寺と提携するのがステータスだったから、だいたいの宿坊にゆかりの戦国武将がいる。こちらは足利家と武田信玄(襖の家紋が気になった)
↑豊臣家の家紋かと思ったら、これは菊紋で足利家は天皇家と繋がりがあるので2つある
・真言宗は人は亡くなったら「成仏する=仏様に成る」と言う考えだが、他の宗派は違うえぇぇ!?(これが一番ビックリでした!!)
そう簡単には仏様にはなれないと言うのが他の宗派何が彷徨ってるのかな?
…そんな話をしました。
勉強になる!
前回行った理由は我が家が真言宗であり、遠いご先祖様が幕末時代に高野山に行ってたからでしたが…
これもたまたまですが、前回気付かなかったけどよく見たら家の仏壇はお大師さま関連がは多かった
お大師さまの幼少期の絵(真魚)飾ってあった
身近にいらしたのね。
宿坊を去り、最後向かうは真言宗の総本山である金剛峯寺。
参拝して、今回の旅は終了。
短い時間でしたが、満喫できました
(本当は2泊3日が理想)
紅葉もめちゃくちゃ綺麗でした。
また行きたい、高野山
前回も今回も痛みがあったので次はなしで行きたい
ちなみに前回はベロ←原因謎。
身体は元気なんですけどね
仏様のことを知ると神様のことが分かるし、神様のことを知ると仏様のことも分かる。どちらが良いとかではなくて、どちらもあっていい。
どちらも「自分の中にいる」もので、愛でもある。
神仏の世界はとても広いですが、阿字観瞑想、写経、授戒・・・この体験をしてみるとこの世界が理解しやすいんじゃないかなと思います。
・・・あとは、寺社仏閣に行ったら、神主さんや住職さんと話してみるのがオススメです。
今日も生きぬきました
おやすみなさい