火球 | パルサーのお気楽ブログ

火球

https://www.youtube.com/watch?v=fmgS9gtXQg4

一昨日の夜10:30頃、関東地方で火球を目撃したとの報告が相次いだ。

その報道動画が上のYouTubeのURL です。

私も、実は見ました。

夜中、夕飯買いに近所のコンビニに行った帰りでした。

自宅近くの道路上に立ち止まり北東の夜空をふと何気なく見上げると、金星以上で輝く星が見えました。

あれ?金星にしてはエライ明るいな?
それに確か今夜は南の空で地平線近くのはずだから、建物の陰に隠れて見えにくい筈だったような?
なんて考えていたら、わずか1、2秒の間に星の明るさが失われ完全に消えてしまいました。
え??
何あれ?
まさか
UFO ?

確か、考えたら8月は白鳥座流星群が御盆前に極大を迎え、次いでペルセウス座流星群が極大を迎えるって、天文台のHP にあったから、流星群の一つかなぁ?って、思ってましたら、翌日のニュースで関東各地で目撃されていたらしく、まさしく私が見た星でした。

流星と書いて流れ星。
流れ星と火球は、まあ、殆ど同じ意味だろうけど、いわゆる隕石なんだよね。

アニメ映画「君の名は」では、仮想の町糸守町に落下した隕石みたいな、クレーターを作るようなデカイ奴だったけど、実際はそんなんじゃなくて良かったわ。デレデレ

地球は、太陽を中心に、円に近い楕円軌道で公転しています。
その公転軌道にさしかかる度に、宇宙の各所から放出されたΓ(ガンマ)線やらの放射線等の宇宙線だとか、爆発して宇宙に物凄い勢いで投げたされたガスやら、塵やら、星の欠片、岩石、巨大な天体等々が地球の公転軌道にやって来て、ちょうど地球が通りかかった時に地球の引力にひかれて地球の大気圏に突入する際に、
大気との摩擦で激しく発火したのが輝きとなり、流れ星として私たちは夜空の天体ショーなんて気軽に楽しんでますが、考えたらけっこうヤバイ自然現象なんですよね。

日本だと、民家に隕石が落下した話が2件あります。
1992年島根県美保関町の民家の屋根を突き破って、約6キログラムの隕石が落下してきたとか、2018年に愛知県小牧市の民家に約5キログラムの隕石が落下したとか、家屋被害なんで人的被害はありませんでしたけど、アメリカだと1954年に昼寝してたら、突然隕石が屋根を突き破って部屋にいた家族数名が重軽傷を負ったとか。
しかし人類史上初めて2016年にインド南部タミル・ナードゥ州にあるインド工科大でバス運転手が隕石落下のせいで亡くなったっていう話だ。
直撃したかどうかは、元記事からは窺えないが、大学専用の通学バスの運転手らしく、大学構内で待機していた際に同僚らも隕石落下により怪我を負ったって話らしい。
なんともお気の毒な話だ。
無限に広がる大宇宙において、まさにピンポイントで隕石落下事故に遭うなんて、それこそ天文学的な数値の確率に違いありません。
御冥福をお祈りしたいです。

ともあれ、ロマン溢れる宇宙の天体ショーも、一つ間違えるととんでもない危険を孕んでいます。
だけど、宇宙には、なぜかしら惹き付けられます。
前にも書きましたが、私たちは間違いなくそうした星の欠片で出来ているからなのかもしれません。

たまに、夜空を見上げてみてはいかがでしょうか?
今ならペルセウス座流星群あたり見れるんじゃないかな?

そんなこんなで
ほいだばまたね

はばないすで~🎵

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