夫が脳梗塞を起こして以来2ヶ月、特に午前中、私の不安感、恐怖の気持ちが少しも治まらず、頓服で抗不安薬を処方されました。

 

たった一回不安感の強い午前中に服用してみました。

少し気持ちが軽くなったのも束の間、少しウトウトしても何度もハッとしてしまうのです。

 

十何年過ぎても消えない、脳裏に沁みついた急性緑内障発作の強烈な頭痛、嘔吐の恐怖。

何度も言ってますが、三度経験した尿管結石より、はるかに激しく強い痛み。

急性緑内障発作を起こした経験のある私には、ハイリスクな抗不安薬。

 

不安感の強い時ほど恐怖で、抗不安薬が飲めないんです。

 

それで不安感のなくなっている就寝前に服用してみました。

これなら腫瘍で夜も高コルチゾールだった時より、今はコルチゾールは低いはず。

コートリル(副腎皮質製剤)の服用量も朝より少量だし。

何とか途切れ途切れの眠りにならず朝まで眠れました。

 

しかし緑内障発作が遠視の中高年以上の女性に多いのを思い出し、もはや「中」の字が取り払われた年齢になり、ハイリスクかもと再び不安に。

 

そして今の様に気温が高い日が続くと倦怠感にも拍車が掛かります。

お腹もかなり緩かったり、吐き気がしたり、気持ちが落ち込んだり。

 

そうか、やはり身体はコルチゾールが足りないと感じて、不安な気持ちになるのか。

 

しかし夫が入院していても、無暗にコートリルを追加すると、今度は私も血液凝固だよ。足の血栓だけでなくて、脳梗塞がこわいよ。

 

そこでやっと気付きました。

私は脳梗塞が怖いのだ。

同い年の夫の脳梗塞の姿を見て、激しい恐怖を抱いているのだと。

 

そうだ。脳ドックを受けるのは今だ!

 

明日になったら予約の電話をしなくちゃ。(今ここ)。

なのでした。