以下夫の病気の備忘録としました。

 

先月の私の血液検査で、総蛋白(TP)とアルブミン(Alb)が低かったのでショックを受けたのですが、じつは昨年末からの夫の繰り返した入院時の血液検査では、総蛋白(TP)とアルブミン(Alb)が相当低くて呆然としていたのです。

 

「ほんまもんの病気だ!!」と実にショックでした。

 

そこで総蛋白(TP)とアルブミン(Alb)の異常値の説明を、某検査会社からお借りしました。

 

総蛋白 (TP)

意義としては,慢性消耗性疾患,甲状腺機能亢進症などの蛋白異化亢進が原因の場合,蛋白合成低下,漏出あるいは血液濃縮などの際に起こる多くの病態の把握に用いられ,スクリニング検査および診断の補助に有用である

減少する疾患

ネフローゼ症候群, 栄養不良状態, 吸収不良症候群, 重症肝障害, 蛋白漏出性胃腸症

↑の蛋白異化亢進はクッシング症候群、サブクリニカルクッシング症候群も該当します

上昇する疾患

M蛋白血症, マクログロブリン血症, 悪性腫瘍, 肝硬変, 多発性骨髄腫, 脱水症, 慢性炎症, 慢性肝炎, 膠原病

 

アルブミン (Alb)

減少する疾患

ネフローゼ症候群, 悪性腫瘍, 栄養不良, 炎症性疾患(夫が該当), 感染症, 肝硬変, 吸収不良症候群, 甲状腺機能亢進症, 重症肝障害, 腎不全, 水血症, 先天性無アルブミン血症, 全身性浮腫, 体腔液貯留, 蛋白漏出性胃腸症, 本態性低タンパク血症

上昇する疾患

肝炎の回復期, 血液濃縮, 脱水症

 

 

実は心筋梗塞の時も相当な低値だったのですが、「心筋梗塞はどうして低値なの?」の疑問に答えてくれる画像を某大学病院から拝借しました。

図2. 心腎循環システムの老化

 

これを見て少しだけ納得したような気分になりました。

気分だけ。