忘れられない女がいる



年上の女だ



長い髪をなびかせて



前を見据えて歩く



すらりと伸びた四肢がやけに白くて



時折見せるやけに子供じみた笑顔が



俺の胸を締め付けた



守ってやりたかったのに



守ってもらうばかりで



わずかな年の差が



やけに大きく感じた




今ならきっと



あの頃よりもうまく愛せるだろう…



もう手に入れられない女だと分かっているのに



隣で眠る女の顔を見ながら昔を思い出している




きっとこうやって



これからもあの女は俺の中に居続けるのだろう…