校歌が静かに流れる

  

隣の子が咽びながら歌っている

  

  

卒業式

 

  

たくさん笑って

  

何度も恋をして

  

泣いたり

  

怒ったりした日々が

  

頭に中に降り注ぐ

  

  

古びた校舎

  

ガタのきた体育館

  

落書きだらけの机

  

あの中にはたくさんの私がいた

  

  

別れの実感はない

  

なのに切なくなる胸

  

溢れ出す思い出に

  

流れ出す涙

  

  

ピアノの音がやむ

  

聞こえるのは誰かの泣き声

  

切ない涙

 

  

またね

  

と 手を振り別れた

  

これから別々の道を歩く友達

  

明日からもまた同じ日々が続いていくような錯覚の中

 

別れの刻を少し感じていた

  

  

  

  

  

  

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