生徒さんの作品です。ちょっと、グレーズのし過ぎで汚くなってしまったと気にされていましたが、複雑な絵を描こうとした点を大きく評価したいです。クリーム部分は明るいグレーで入れて キャップの透明部分はグレーとRaw umberを使って陰を塗るといいかもしれません。
今、何処のクラスも作品展用に何を描くかでにぎわっています。
私も自分の作品をコツコツと描き始めています。作品展用の絵は、教材の様に時間や本数を考えなくていいので、細かい絵を描けます。最近は、円安なのでオーストラリアからのウェブサイトへの訪問者が多いです。インストラクションが、凄く詳しいので絶対に描けると喜んで下さってますが、新しいクリスマス用のデザインがもっと欲しいという方が多いです。作品展の方に力が入りパターンを作っていませんでした。
このことでもわかるのですが、力が入った作品は作品展には必要ですが、実際売れる物はそれではなくて、難しそうに見えても絶対に描ける教材レベルを多く作る方が商業的には上手くいきます。色鉛筆画は、あまり可愛い絵はなく写実的な物が多いのでそろそろ、飽きられると思いますし、来年の作品展はバラエティーに富んだ作品を展示したいと思います。