こんばんはニコ
二月も残り僅かとなりました。コスモス
 
前回記しました通り、掲載していただいた「ひとりじゃねえ。」‭‭も、あと1ヶ月ちょっとで、文芸社のサービス「みんなの本町」と共に消えてしまいます。
3月31日までは簡単な会員登録のあと、無料でダウンロードできます。
そのサイトです。↓
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多少のネタバレも気にしないで書こうと思います。
まず作品を開いて登場するのが新共同訳の旧約聖書、
コヘレトの言葉12章1節から引用した御言葉です。
 
「青春の日々にこそ、お前の創造主に心に留めよ。
苦しみの日々が来ないうちに。」
 
これですね。
コヘレトの言葉は、キリスト教徒だけでなく、異教の方々や無神論者の方々にも受け入れやすい文学の書のように感じます。徹底的に生きる空しさなどをあからさまに正直に綴ってあると思うからです。
厭世的な心持ちも包み隠さず描かれ、「既に死んだ人を、幸いだと言おう。更に生きて行かなければならない人よりは幸いだ。いや、その両者よりも幸福なのは、生まれて来なかった者だ」などと書かれているのです。うっかり口走ってしまい、神様申し訳ありませんえーんの世界です。
でも、逆説的に、「だからこそ、『神を畏れ、戒めを守りなさい』」という結論に力強く導かれてびっくりする書です。コヘレトの言葉の作者が誰なのかははっきりしないようですが、私は、神様から特別な知恵を与えられた最高の知恵者、ソロモン王が書いたのだと思っていました。
 
「ひとりじゃねえ。」にも空しさについての記述が出てきます。
それから、昭和時代の受験戦争が出てまいります。
 
「4 人間が才知を尽くして労苦するのは、仲間に対して競争心を燃やしているからだということも分かった。これまた空しく、風を追うようなことだ。」
コヘレトの言葉4章4節 
 
「5 愚か者は手をつかねてその身を食いつぶす。
6 片手を満たして、憩いを得るのは両手を満たして、なお労苦するよりも良い。それは風を追うようなことだ。
7 わたしは改めて太陽の下に空しいことがあるのを見た。
8 ひとりの男があった。友も息子も兄弟もない。際限もなく労苦し、彼の目は富に飽くことがない。『自分の魂に快いものを欠いてまで誰のために労苦するのか』と思いもしない。これまた空しく、不幸なことだ。
9 ひとりよりもふたりが良い。共に労苦すれば、その報いは良い。
10 倒れれば、ひとりがその友を助け起こす。倒れても起こしてくれる友のない人は不幸だ。
11 更に、ふたりで寝れば暖かいがひとりでどうして暖まれようか。
12 ひとりが攻められれば、ふたりでこれに対する。三つよりの糸は切れにくい。」
コヘレトの言葉4章5節~12節 
 
(引用元 日本聖書協会 新共同訳 旧約聖書より)
 
今日の私の結論は
聖書の言葉が素晴らしくて力がありますので、お一人でも多くの方に聖書を読んでいただけますように。(旧約聖書と新約聖書全体です)
何かそのために少しでもお役に立てたなら、ということです。
その結果、私自身がひとりじゃなくなるという希望も生じます。
 
なので、聖書を購入できるリンクもキラキラ
様々な翻訳があります。以下の口語訳・文語訳聖書はほんの一例です。

 

 

 

おまけ:最初、Wordで打つ前に漫画風に書いてみて、その後ブログ用に少し落書きをしました。かなり汚い落書きですが、こんなのでした。登場人物の小学生時代です。

 
ご覧くださった方へ
本当にありがとうございますニコニコスター