こんばんはニコニコ

今の時期、キリスト教の暦はイエス・キリストの十字架のご受難を覚える受難節となっています。
その受難節を覚えて、「夜は更けわたりぬ OLIVE'S BROW ~古今聖歌 (1922年) 第92番~」という動画を作成し、YouTubeに投稿しました。
エレクトーンの音で奮い起こされて作ってきた経緯がありましたが、エレクトーンはもう一切使えません。今の自分にはとても大変な作業なので、YouTubeへ動画を上げることはしばらく考えませんでした。
けれども、十字架へ向かわれるイエス・キリストからの働きかけなのか、逃げられないと腰が座り、結局三日で作りました。

エレクトーンからはPCに直接録音できたけれども、同様にキーボードからPCへ録音すると音が歪んでしまいます。それで古いカセットテープを使いまして、様々な(無料凝視)編集ソフトのフル稼働となりました。

十字架を目前としたイエス様は『ここを離れず、わたしと共に目を覚ましていなさい』(マタイ26:38)とお弟子さんたちに言われました。今の時代、目を覚まして祈っていなさいとしきりに言われます。結構難しいことのようです。私も含め皆、もう救われた、用は済んだというように目の前のことに追われてイエス様を忘れるからだと感じます。イエス様の死と復活は完了していますが、そのように用は済んでいません。十字架に表されているように、イエス様は救いのツールではないからです。愛についてイエス様が迫って来られるのだと思います。


(関連する聖書所)

「ただ、『しばらくの間、御使たちよりも低い者とされた』イエスが、死の苦しみのゆえに、栄光とほまれとを冠として与えられたのを見る。それは、彼が神の恵みによって、すべての人のために死を味わわれるためであった。」
ヘブル人への手紙 2:9 口語訳

「イエスは出て、いつものようにオリブ山に行かれると、弟子たちも従って行った。 
いつもの場所に着いてから、彼らに言われた、『誘惑に陥らないように祈りなさい』。 そしてご自分は、石を投げてとどくほど離れたところへ退き、ひざまずいて、祈って言われた、 
『父よ、みこころならば、どうぞ、この杯をわたしから取りのけてください。しかし、わたしの思いではなく、みこころが成るようにしてください』。 
そのとき、御使が天からあらわれてイエスを力づけた。 
イエスは苦しみもだえて、ますます切に祈られた。そして、その汗が血のしたたりのように地に落ちた。 
祈を終えて立ちあがり、弟子たちのところへ行かれると、彼らが悲しみのはて寝入っているのをごらんになって 言われた、
『なぜ眠っているのか。誘惑に陥らないように、起きて祈っていなさい』。」
ルカによる福音書 22:39‭-‬46 口語訳
(日本聖書協会口語訳聖書より)


(動画の情報)
曲名:夜は更けわたりぬ OLIVE'S BROW ~古今聖歌 (1922年) 第92番~

詞 Tis midnight and on OIive's brow
William Bingham Tappan,1822
曲 OLIVE'S BROW
William B. Bradbury

歌詞
1 よは ふけ わたりぬ (夜は更け渡りぬ)
ゲッセマネの そのに (ゲッセマネの園に)
なやめる エスきみ (悩めるイエス君)
ひとり いのり たまふ (ひとり祈り給う)

2 むね さくる ほどの (胸裂くる程の)
きみの くるしみを (君の苦しみを)
おもはで みでしら (思わで御弟子等)
ゆめぢを たどりぬ (夢路を辿りぬ)

3 よの つみに なきて (世の罪に泣きて)
いのる わが きみを (祈る我が君を)
ちゝなる みかみは (父なる御神は)
すてさせ たまはず (捨てさせ給わず)

4 かみの みつかひは (神の御使いは)
そら より くだりて (空より降りて)
きみに はべりつゝ (君に侍りつつ)
みちからを そへぬ (御力を添えぬ)


明日から4月ですねおねがい
皆さまがお健やかでお幸せでありますようにお祈りいたします。スター