4月に、ある記事を読んで、どうしてもその人に何かをしたくなった。
その人は、宮城に住む、年配の女性。
旦那様が、地震の後入院してしまい、一人で不安だって。。。。
こんな状況の中、どんなに不安で、寂しくしてるだろうと。。。。
若い頃は、したい、してあげたい、って思う自分を「偽善」だ、って
嫌だったけど。
でも、偽善でも、心配だったり、助けてあげたい(例え気持ちだけでも)って思うのは
嘘じゃないし、何もしないより、ずっと良い、と、大人になって思うようになった。
4月頃は、とにかく向こうは混乱していて、地域の中でも、どこに避難してるとか
判らない状況で、とにかく、私の中で、これは必要であろうと思うものを買ってきて、片っ端からダンボールに詰めた。
その気持ちに賛同してくれた、母も、妹も色々そろえてくれたので、ダンボールはパンパン!
最後に、お守りを乗せてガムテープで閉じた。
市役所に連絡したが、やはり、まだ荷物も、そちらに届かない状況(宅急便の営業所まではいくけども)
そんなだから、もう少し、もう少しと、はやる気持ちを抑えて、苦節1ヶ月ちょっと。
雨の中、宅急便で出荷。
役所の方にも、連絡をして、もし、その方の連絡先が分かるのなら、渡して欲しいと伝えた。もし、どうしても見付からないようなら、ばらして、必要な人で分けて欲しいとも。
そして、今日。
本人から、私へ携帯に連絡が入りました。
もう、なんていうのか、言葉にならなかった。
全くの他人なはずだけど、もう、そういうんじゃないな、これは。
絶対、元気で会いましょう、と、約束をし、電話を切った。
近いうち、会いに行きます。
待っていてください。