サラリーと二人、気合を入れて待ち合わせ場所であるお店へ。
お店に入る前から私はメニューを決めていた。
カレーライス。
簡単に早く食べ終われるからw
すでに席に座っていたお局様。
やたらとテンションが高い。
オーバーリアクション。
~大根役者の独り舞台の始まり始まり~
「お疲れ様ですぅ!
メニュー何にしますぅ?
デザートの種類がこんなにあるんですよぉ~♪
もぉ迷っちゃう~♪ 」
退職サラリーに向けテンションアゲアゲぶりぶりに
私の顔にはあからさまに不快の表情が表れていたことでしょう。
顔が引きつってるのが自分でもわかるくらいに。。。。
そしてカレーを選択した私。
すると
「 私もカレーなの♪ 」
お前もかーーーい!!!!www
さらにサラリーにデザートを進めるお局。
デザートに興味がないというサラリー。
それを聞いたお局
「 えぇ!?(高めのヴォイス)
デザートは別腹なのにぃ~
ねぇ?ヤシの木さん?
ほんとにいらないんですかぁ?
じゃご飯大盛かもう1つ何か頼みます? 」
やたらもう1品をゴリゴリ押し押しするお局。
サラリー「タルトの生地の部分だけとかなら食べられるんですけどね~
ソフトクリームもコーンの部分がいいんです
上の甘い部分はいらなんですよ」
お局 「 え!?私、下の生地がいらないんですぅ~♪
ソフトもコーンはいらないし~
そしたら私、迷っていたタルトにするので
下だけ食べてもらえません?♪ 」
サラリーから了承を得ると
お局 「 やったー♪ うれしい♪
デザートを食べるときはサラリーさん連れていきたいくらい
気が合うわ~♪ 」
・・・・・・・
このとき、まだカレーは来てなかったけど
すでに胸やけ、吐き気に襲われていた私であった。
恥じらいもない
堂々たるこの演技っぷりに
尊敬さえしたのであった。
つづく