この記事には強い偏見が含まれます
モーニングルーティンの開示はやってましたね。あれ何なんですか。わざわざ自分でカメラ回して開示されるモーニングルーティンが本当に習慣付いてる人って居るんですかね。
私にはモーニングルーティンはありません。そもそも、規則正しい生活の上にはじめてモーニングルーティンが成り立つものであり、起きたら日が沈みかけているような人間のモーニングルーティンは「睡眠」でしょう。もっとも睡眠時間すら決まってないのでルーティーンは全くないと言っても過言ではないかもしれません。
もちろん規則正しい生活を送っていないのは私個人の問題であるため、それを一般に「モーニングルーティンは存在しない」とする根拠として持ち出すつもりもありません。
しかしながら、巷に溢れかえるモーニングルーティンの全ては私の信用を得るに足りません。聞かれてもいないモーニングルーティンを開示するような人間はすべからく自己顕示欲に支配されており、当然そのような人間は自分をより良く見せるために事実とは異なる内容で構成するに違いありません。
例として私がモーニングルーティンを公開するならどのような内容になるか、という話をしてみましょう。
まず、もちろんモーニングルーティンですから朝に起きる事としましょう。時間はフィクションなりに現実味を鑑みて7時半くらいにしておきましょうか。実際の私の生活習慣では、午前7時半はそろそろ寝るかな、といったところです。
起きてからまずする事は各種SNSの通知確認です。寝坊していなければ普段ここで20〜30分程度使いますが、もちろんモーニングルーティンの設定上寝坊はしませんのでこれはそのまま公開してもよいでしょう。しかし、その流れでTiktokで可愛い女の子の動画を40分ほど眺めているのは伏せることとします。
次に朝食ですが、食べません。用意されていればそれを食べますが、基本的に朝食は食べません。用意が面倒なので。公開にあたってはパンでも食らっている事にしておけば良いと思います。代わりではありませんが、コーヒーを好んで飲みます。モーニングルーティンの紹介として自分で豆を挽きドリップする事にしますが、実際は兄弟3人で湯沸かし・豆挽き・ドリップを分業します。これはコーヒーを淹れることを発案した人間が自由に各準備担当の大臣を指名するシステムによって運用されています。指名は基本的に強制力を持ちませんが、慣例上特に理由のない場合従うこととなっております。コーヒーは基本ブラック派ですが、入れるコーヒーの種類は発案者によるので、カフェラテになることが多いです。また、時間や手間の都合上マキネッタを使う場合はカフェラテになるのでそれもカフェラテの占める割合を大きくする一因となっています。が、これを説明するのは面倒なのでブラックコーヒーを淹れるものとしましょう。
困った事にルーティンはここで終わりになってしまいます。が、それだけではコンテンツとして成立しないのでここに出かける前の準備を付け足す事にしましょう。実際は、滅多に出かける予定はありません。
幸い、自粛期間を経て外出時にはスタイリングをする習慣がつきました。したがってその様子を公開する事になりますが、この収録には長い時間がかかるでしょう。20年間してこなかった事はすぐにはできるようにはなりません。人様に公開できるほどのものではないので、ここは早送り・一部カットにすると思います。まるで自己の投影かのように言うことを聞かないうえ、量の多い髪をアイロンで黙らせるために毎度30分以上かかるのですが、早送り・カットを駆使して15分ほどで済ませてしまう自分でも演出しておきましょう。家を出る日は洗顔をし、伸びていたらその流れで髭を剃ります。化粧水を塗って私のモーニングルーティンは終わりです。
このような設計図が簡単に描けてしまうモーニングルーティン、あなたは信じますか?私は信じませんが、「どこからどこまでが本当か」という観点で見るのは面白いかもしれません。捏造モーニングルーティンの構想も意外と楽しめたので、皆さんもやってみてはいかがでしょうか。