手相学の起源とは?

=古代インドの手相文献は 人間の皮膚を繋いだものに書かれていた?!=

 

手相学には、

なぜ 宇宙に輝く星 の名前がつけられているのでしょうか?

 

てのひらのふくらみを丘に見立て、

月丘、火星丘、水星丘、木星丘、金星丘、土星丘、太陽丘、、、

 

てのひらのラインにも太陽線、金星帯、、、

 

宇宙世界をてのひらに重ねていることがわかります。

 

私達人間の肉体も、宇宙の一部であり、

天体の影響下にあることを体感させてくれる学問です。

 

 

素材元 : http://pin.it/QHHKRQS

さて、この不思議な学問。だれが天体と人間を結び付け、

さらにてのひらにそれが刻まれていると言い出したのでしょうか?

 

この手相学の起源とは?


・・・残念ながら、起源は定かではないそうです。

 

証拠がないのです。

 

数々の時代を経て、焚書されたのか、弾圧されたのか、消されたのか、

証拠をさがすには、あまりにも遠い昔に発祥したものなのでしょう。

 

 

手相の文献とは?

 

 

しかし、現状の 【最古】 といえる文献は、

アーリア人の文明において発見されています。

 

素材元 : http://pin.it/4Pq6lQu

 

※アーリア人=東方系のインド=ヨーロッパ語族

 アーリアの語源は、サンスクリット語の「アーリア (ārya)」および、それがペルシャ語に

 取り入れられた「アリイア (ariia)」とされる。

 アーリア=高貴・神聖 という意味。

 アーリア人はバラモン教を信仰し、これはその後のヒンドゥー教へと繋がる。
 祭祀(さいし)を中心とした信仰であり、自然の中に神が宿ると考えた。

 遊牧民であったこの民族が、インドの先住民を征服していった。)

 

考古学者によれば、インドの遺跡や寺院を研究すると、

有史以前のはるかむかしの世界にたどり着くといわれています。 

 

さて、現状では最古のこの手相文献ですが・・・

 

バラモン教徒の秘宝 として、古代インドにある祠(ほこら)に秘蔵され、

たいへん重要な歴史的文化財になっており、今は見ることができないそうです。

 

祠のイメージ

 

 

しかし、有名な手相家・キロ氏

100年以上前に肉眼で鑑賞し、その記述を残しています。

アイルランド出身の西洋手相学の祖・キロ氏

 

 

=以下抜粋した内容=

 


 この稀書は、最も原始的な手法で人間の皮膚を繋ぎ合わせて作られたものです。

 

 非常に大きな書物で、その中には見事な挿絵がたくさんあり、

 手のひらの相が表す意味について、いつ、どこで、どのようであったか、の詳細が

 記されています。

 

 不思議なことに、この書物は長い年月を経ても褪せることのない

 赤い文字で書かれていました。

 

 くすんだ黄色の皮膚のページの鮮やかな赤い文字は、じつに印象的です。

 

 おそらく薬草からつくったものでしょうが、どのページも、

 まるでニスを塗って光沢を出しているかのようです。

 

 それがなんであれ、書物の表紙がほんのすこし傷んでいるだけで、

 あとは長い年月などまったく意に介さないかのような見事な保存状態です。

 

 内容は三篇からなり、第一遍はインド最古の文字で書かれたもので、

 バラモンでさえ、それを判読できるものはほとんどいません。

 

 インド北部には数多くの秘宝がありますが、

 警戒心の強いバラモンによって、厳重に守られているので、

 たとえお金や権力をもってしても、

 この古い宝物を手に入れることは叶いませんでした。

 

( ~手は物語る キロ 手相の書 ~ より)

 

 

人間の皮膚に、薬草からつくった(?)赤い液体で書き記す。。。。。

 

ある種何かの儀式のような、

聖典として書かれたものだったのかな? と思わせる記述です。

 

手相の信憑性を文字と絵で表していた文献

いつか目の当たりにしたいものです。

 

 

インドでの占星術と手相学とは?

 

 

現在でもインドでは一般の方々にも占星術と手相術の浸透が強く、

様々な問題ごとのたびに、鑑定をするスタイルが根強く残っています。

 

お寺のお坊さんや占星術師に、

占星術と手相をみてもらい、
仕事や結婚などの重要事項を決めるわけです。

 


自分の生まれた時に、どのような星の配置を持っているかを示す

ホロスコープをみな生まれた時から知っているというのですから、

たいへん信仰心の厚い国です。


そして、鑑定の結果、都合がわるかったり、時期が悪いときは、

それに合わせた神をまつっている寺院で参拝し、儀式を行うそうです。

 

この儀式が「ホーマ(homa)」です。

 

 

このサンスクリット語で、「ホーマ(homa)」 

「供物」「供物をささげること」「犠牲」「いけにえ」を意味します。

 

これを、音訳して書き写した語が、

日本では 最澄、 弘法大師・空海 が日本に伝承した

密教で行われる「護摩(goma)」なのです。

 

インドのバラモン教の火天(アグニ・Agni)を御本尊とし、
供養して、魔を除き、福を求めるために行われた供犠を取り入れたものです。
 

この占星術と手相と儀式の関係。

バラモンと密教はどこまでリンクしているのか?

さて、具体的にはどんなものなのか?

 

動画で比較してみると、わかりやすかったです。

 

homaです。

 

 

 

護摩です。

 

 

なるほど!

この儀式の起源は、ぴたりと重なっているのを感じられますね。

 

 

バラモン教の中に手相学の起源が?

 

密教の中にも、バラモンの教えが刻まれていることがわかりましたが、

このバラモンの教えの中で大切に守られていた手相学はどうなのでしょう。

 

「 魂を手のしるしがあらわす 」 という考えを

秘密を裏付けるものが隠されていそうですが、、、

 

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まだまだ勉強不足で、たどり着いていません。

 

しかし、密教を調べていくと、「手」は重要なのです。

 

 

密教の儀式儀礼の中では


手で手印(しゅいん)を組む「身密(しんみつ)」


素材元 : https://www.pinterest.jp/pin/551972498063894486/

 

真言を唱える         「口密(くみつ)」
 

仏を思う心を重ねる          「意密(いみつ)」

 

 

この三つを合わせます。

 

この手印には、全てそれぞれに仏とリンクしています。

 

この印を組むことで、その波動を身体に受け、一体となれると。

 

 

 

この部分が、手相の起源に関連しているかもしれないと思うと

これはまだまだ調べねばなりません。

 

 

 

今日はひとまず、ここまでです。

 

 

 

愛をこめて

今日も命と地球に感謝^^

 

✙ マリア でした  ✙