マンションのインスペクションを行いました

この４月より国土交通省の法改正によって、中古住宅のインスペクションを契約時にあっせん、説明することが義務化されました。

 

少し説明が長くなりますが、

インスペクションとは調査とか検査という意味ですが、売買する中古住宅について、蟻害や腐朽、腐食の経年変化により、構造の安全性や、雨漏れに対する防水性が損なわれていないか等について現況調査をすることです。

 

不動産売買のプロである宅建業者の方が、専門家によるインスペクション（建築士が行う）の活用を促すことで、物件の不透明性を解消し、消費者に安心感を与え、中古住宅売買の活性化を図ることを目的としています。

 

そこで今回、売却依頼の出ている、茨木市のマンションのインスペクションに行ってきました。築後１３年の比較的新しい方の中古マンションです。

 

床の水平や、壁の垂直をレーザー計測器等を使って測定しましたが、ほとんど水平、垂直が保たれていました。

 

室内はキレイに使用させていましたが、バルコニーは植栽を置いていたためか、床に汚れた跡がこびりついていました。

 

外壁のひび割れ発生は発生個所も少なく、ひびのサイズも許容範囲内、外壁タイルの浮いた箇所も見つかりませんでした。

 

キッチンはガスコンロの部品交換が必要になります。水回りは最近まで住人が生活していたためか、きれいな水が勢いよく出ました。

 

（売却決定時に内装仕上げ工事をメインとしたリフォームを行う予定です）

 

このような建物の状況を所定のチェックシートに記載して、写真を添付し書面化してお客様にも、業者の方にも役立てていただこうというインスペクション制度、これからニーズも増えてきそうです。

 



 

 

 

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引用元：マンションのインスペクションを行いました