彼の神は歌う。 | ◆◇Sheep Wool ・ Bird Cotton◇◆

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物凄くどうでも良い事やら、真面目な事やら、独り言みたいな事まで書くと思うよ?多分。

夕立が来る

空が急に真っ暗になって

湿った空気が立ち込める

ゴロゴロと

遠くから聞こえる空の音。

昼と夜の中間の明るさの中

私は空の音を目で追う。

あそこから

私の心に降りてくる。

しぼんで 老いた私の心に。

空一面が 昼間より明るく光る

次の瞬間

彼は その身をくねらせ大地に

その身を打ち付ける。

打ち付けた身から発せられる

そのすさまじいエネルギーを

私は 余さず受けとめる。

しぼんで 老いた心は

瞬間

大きく膨らみ

淀んで沈殿していた闇を打ち払う。



やがて、彼は

それを見届けて

過ぎ去っていく。


彼が過ぎ去った後

彼からエネルギーを得た何者か達が

大地の上で

水の中で

空気中で

えも言われぬ喜びを歌う。

それは静かに

とても静かに

エネルギーをこぼさぬ様に

大切に、

何者か達は歌う。

私は、その声を聞きながら

深い 深い

眠りに付くだろう。。。