3月20日金曜日、Loisiarte(ロイジアルテ)にて歌って来ました。
Loishiarteとは、下オーストリア州のLangenlois (ランゲンロイス)市のLoisium(ロイジウム)ワイン博物館で毎年春先に開かれる恒例の音楽祭。
ランゲンロイスはウィーンから車で1時間くらいの長閑な田舎町です![]()
ワイン畑(まだ芽吹いてない)と羊さんたちの奥に見えているのがロイジウムです。
今回のプログラムは、
Dvořák, Antonín (ドヴォルザーク)
- V Přírodě, Op.63 (自然の中で)
- Šest Moravských dvojzpěvůf(6つのモラヴィア地方の合唱曲)
Peteris Vasks (ヴァスクス)
- Plainscapes (平原の風景)
「新世界」などがよく知られているチェコの作曲家ドヴォルザークはとても美しい曲ばかりなのですが、チェコ語という課題が…
普通は、外国語を演奏する場合、その言語か、近い言語が母語の団員が発音指導をしてくれるのですが、今回はそういう方がいなかったため、発音表を参考にしながら…
かなーりみんな好き勝手に歌ってました…(いいのかそれ)

それでも、本番になるとピタッと綺麗にハマっていました。
いつも本番付近で何とかなるマジック
ヴァスクスの方は、ハミングから始まり、最後の方は合唱員が8ページほど鳥の鳴き声を真似する

という感じの曲でした。
シンプルな旋律だし、無調でもないので、割と聴きやすい曲かと思いますが、
まずハミングが嫌な音域で難しい💦
そして、鳥の鳴き声が難しい💦💦
本番では隣で歌っているレバノン人のテノールが鳥の鳴き真似上手すぎて、
引け目を感じるあまり、私はカッコウのモノマネくらいしかできませんでした
本人も誇らしげに自分のさえずりを録音してましたが
その鳥の鳴き声たちの時のバイオリンとチェロ譜はこんな記譜…
なのでもはや数えるしかない…
演奏後、聴きに来ていた方にどうだったか訊くと、
すっごく綺麗だったよ!
え、現代曲(ヴァスクス)の方?…うん、面白かったかな…
という反応でした💦
まあ…綺麗だった、とは言いにくい曲なのかも💦
しかし、今回はリハーサルの時に、指揮者オルトナが一度もキレなかったのが不思議でした。
怖い最盛期を知っているし、泣かされたことも何回かある(ソプラノあるある)のですが、
今回はピアノの鍵盤をバーンと叩きつけないし、一人に対してネチネチ攻撃することもなく
不思議なほど穏やかなリハーサルでした。
コンサート直前に、私の肩をギュッと握って、
よく来てくれたね
と言ってくださった時には思わず手を握り返しました。
そろそろお歳なのかな…
と少し寂しくなったりもしたコンサートプロジェクトでした。
このコンサートはゲネプロと本番の合間にいつもご飯を出して下さるのですが、今回も大変美味しかったです🙏


