人生3度目のMRI🧠
MRIは毎回問診票を書かないといけなくて、
更に同じ内容を口頭でも聞かれて…
あまりにも事前確認が慎重なので怖くなって来るのです😱
そしていざ撮影
ガンガン🚧カンカン🪓キーン🔊
ヘッドセットから音楽を流して下さってるけど…
何の効果も無い気がする…気のせい❓🤫
撮影が終わり、診察室へ🩺
…ここから長いです👇
「コレが今撮ったMRIですけどね、
ハッキリと瘤が見えるでしょう❓大きさは6㍉程度やね。」
モニターの画像をクルッと回転させながら、
「うーん、この場所だとクリッピングは難しいかな❓
細い血管が癒着してそうやな…
カテーテルでコイル入れるとしても、
入り口が広いからステント置いて足掛かりを作ってになるなぁ…」
独り言の様にブツブと院長先生👨⚕️
ちょっと待って下さい💦
手術が必要ってコトですか❓
お薬飲んで様子見るとかは無いんですか❓
「5㍉を超えると手術を考えた方が良いんですよ。
破裂する確率は1年間で1%と低いけど、あなたが高齢になる頃にはおそらく人生100年の時代になるでしょう。
そうすると、あと40年以上生きるとして1%✖️40で40%にもなる。
それに、この前交通動脈に出来た瘤は比較的破裂しやすいからね。」
もう一つ…
私の母の弟、つまり叔父はくも膜下出血で亡くなってるのですよ。
動脈瘤は遺伝的に出来やすかったりするらしいのです😵
「手術の方法は2つあって、昔からされて来たのは頭を開けて瘤の根本にチタンのクリップを挟んで止めてしまう方法と、もう一つは足の付け根の動脈からカテーテルを入れてプラチナの細いコイルを瘤の中に詰めて破裂しない様にする方法。
血管造影の検査してみないと正確な事は言えないけど、今回のケースだとカテーテルしか出来んと思うなぁ。
カテーテルは傷が最小限で済む方法だけれども、血管に傷が付いたり、血管内のプラークが剥がれてそれが細い血管に詰まって脳梗塞を起こしたりするリスクがどうしても2%程はあります。
それから、この瘤の場合は入り口が広くてコイルを詰めただけでははみ出して来る可能性があるから、ステントって言う金属の網で出来た土管の様なのを入り口のところの血管内に置かないといけないんやけど、そうすると血栓が出来やすいから血サラサラの薬を長期間飲んで貰わないといけない。この薬を飲んでると、交通事故とかで血が止まらなくなって大変になる事もある。
破裂のリスクか手術のリスクか、どっちを選ぶかと言う事やけどね。
患者さんの中には、そんなリスクあるんやったら絶対手術しません❗️って人もおられて、MRIで定期的に瘤の状況を見て経過観察するんやけど、腹圧を掛けたり血圧が上がったりしない様に、日常生活での制限が出て来るからね。便秘とかは一番キケンやね。
でも、経過を見ている間に破裂してしまう場合もあるんでね。
そうなると、この前も言った様にくも膜下出血になって、3分の1の人が亡くなり……
まぁ、直ぐに決められなければご家族と相談して決められたら良いと思うよ。」
要するに…
私の頭の中に爆弾があるってコトですよね❓
直ぐに破裂しないかも知れないけど、将来的に考えたら40%の確率で破裂する爆弾が…💣
大きさ・場所・家系…
いやいや❗️そりゃ手術した方がエエでしょ⁉️
数分の間に脳みそフル回転するのがわかりました😵
「とりあえず、検査進めて下さい❗️」