マイナスをプラスに変えて
私らしく自由に生きる
サロン☆パレット なおみんです
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父が亡くなる少し前
父が私宛に書いた手紙が私のところにやってきました。
それは今から40年前
当時22歳の私が嫁ぐまでの約一ヶ月間
父が私に書いてくれたもの
原稿用紙にびっしり
一通の手紙が2枚~5.6枚ほど
13通の手紙でした
でも私はその手紙を読んだ記憶がほとんどなくて
しかも何で受けとったはずの手紙が
父親のところにあったんだろう
そんな疑問を思いつつ
なかなか目をとおすことができなかった
でもある日
読んでみよう!と勇気をだして一気に読んでみた
それは父親として
これまでいかに自分勝手で悪い父であったか
いまさら何ができるかわからないが
嫁ぐまでの一ヶ月間
父として反省と後悔の念を込めて
そして大家族の元に嫁ぐ娘に
幸せになってもらいたいという
願いと祈りをこめて
娘に伝えたいことをひたすら書いてある手紙でした
私は当時勤めていた銀行を
本来なら期末の3月に退職するのに
結婚式までの準備を余裕をもってしたいと
一ヶ月早く2月に退職しました
でもこの手紙のことがほとんど記憶がない
内容をみると
手紙に書いた後の私の行動に関しても書いてあるので
私は読んでいるはずで・・・
当時の父親の行動から見ると
手紙の内容と現実があまりにもかけ離れていて
理解できなかったのかもしれない
そして自分の身の回りの整理整頓で
それどころではなかったのかもしれない
何たって母親から鉛筆1本残していくな
と言われてたからね
手紙には
自分は表現能力がなくてうまく伝えることができなかった
それを棚に上げて勝手だけど
娘にはこうであってほしい
嫁ぎ先で可愛がられるように
少しでも父として何かを伝えたい
そんな想いがひしひしと伝わってくる手紙だった
当時父親は42歳
普段の様子や行動からは想像ができない文章に
22歳の私はきっと
はっ、バカじゃない
何言ってるの
そんな風に思ってサラッと読んだのだろうか
でも今になって
父親が亡くなって改めて読み返して
本当の想いを素直に言えなかった父の気持ちが
わかるような気がする
私もブログではこんなふうにありのままに書けるのだけど
実際、娘や主人
濃い身内ほど素直に気持ちを表現できてないと思うから
それは父親譲りだったんだね
いまさら気づいたよ
この手紙を
先日の沖縄旅行に持っていき
もう一度ゆっくり読み返してみた
願わくば「暮しの手帖」のように
一つや二つは今のなおみに役立つように
そして
もう一つか二つは
やがていつの日か思い出して役立ってくれれば
そんな風に書かれていた
「暮らしの手帖」が大好きだった父
毎月購読していて本棚にはずらっと並んでいたな
当時は鈴木健二さんも好きだったようで
手紙に何度も出てくる
カーネギーの「人を動かす」
この本のことも
書棚にあったのは覚えている
22歳の私は
素直に受けとれなかったけど
40年経った今ごろだけど
父親の本当の想いを
こうして知ることができてよかった
手紙と言えば
私自身も家族全員に手紙を書いていて
嫁ぐ前の日に
結婚式から帰ったらみんなに渡して、と
おばあちゃんにあずけたんだよね
父のこと
もう少し続きます
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