クリスマスの夜、母が突然旅立ちました | マイナスをプラスに変えて自分らしく輝く人生を

マイナスをプラスに変えて自分らしく輝く人生を

人生っていつ何が起こるかわからない
だからこそ今日一日を楽しもう♬

夫婦でキャンピングカーに乗って
たまに出張サロンもしています♡

人生を思いきり楽しもう

サロン☆パレット なおみんです

 

はじめましての方へ

私のプロフイール

 

 

 

街がきらびやかに賑わうクリスマスの夜のこと

突然母が旅立ちました。

 

お腹が痛いと言って救急搬送され

わずか2時間で逝ってしまうという・・・

大動脈解離でした。

 

 

人生いつ何が起こるかわからない

ってことは

これまでの経験で身にしみていて

 

特に両親と会う時は

いつもこれが最後になるかもしれない

と思いながら会っていました。

 

 

10月に突然倒れた父親とは

とりあえず意識が回復して

先日短い時間だったけど面会もできて

私の声がけに何となく反応もしてくれて

 

2年半ぶりだったけど

あー生きてる間に会えてよかった

と思っていました。

 

 

そして母とは

たまにランチはするけれど

そうだ!温泉でも連れていってあげよう!と思い立ち

「なばなの里」へつれて行った時のこと

 

一緒に食べた食事は

かなりの量だったので

無理して食べなくていいからね

と言う私に

美味しいから食べるわ~と

休憩しながらも全部残さず食べて

 

二人で入った温泉では

ちょうど紅葉の時期で

真っ赤な紅葉を眺めながら

こんなにキレイな景色を見ながら露天風呂に入れて

本当に幸せやわ~ありがたいわ~と

 

温泉から出たのが

あと10分でイルミネーションがスタートする時間

 

見せてあげたいけど

待ってる間に冷えるといけないからな~

どうする?と聞いたら

見てみたい という母

 

一斉にイルミネーションがはじまり

わ~きれいやね~と子どもの用に喜んで

 

メイン会場はもっとキレイだけど

そこまで行くと絶対冷えるから

風邪をひかせてもいけないし

 

春までやってるから

また暖かくなったらこようね

その時ゆっくりと見ようね

 

そうやね~楽しみにとるね~

本当にありがとうね

 

その会話が最後になりました。

 

 

 

おかあさん写真撮ってあげるわ

何となく思い立って撮った最後の写真

 

 

 

 

親が亡くなるってどういう感じなんだろう

私はその時どういう思いをするのだろう

 

できるだけショックを少なくしたいと

思っていたのだろうか

自分で何度もシミュレーションしたりして

 

実際にそうなってみても

あんまり実感がわかなくて

 

亡くなった母と対面した時も

まだ温かい身体を触りながら

これが段々冷たくなっていくんだよね

 

冷静を装い

悲しみを感じないようにしていたのかもしれない

 

一度涙を流せばもう止まらなくなってしまうかも

そんなふうに自制していたのかな

 

実際打ち合わせが続き

段取りや現実的にやることだらけで

慌ただしく時間が過ぎていきました。

 

最近メイクを勉強した私としては

私自身の葬儀用のメイクと

母にしてあげる「死に化粧」をしてあげたいと

メイクの先生にアドバイスをいただき

 

私が母に口紅を塗っていたら

娘や孫たちが「私もやりたーい」と

順番にチークやアイシャドウなど一筆づつ加え

 

続いて「俺もやっていいすか」と

お婿さんや主人など男性陣も加わり

 

こんなことする家族めずらしいよねーと言いながら

どんどん美しくなる母の姿に

私よりシワも少なくハリもあって

とても82歳に見えんよねーと

 

 

お通夜の後は

和室の広い控え室でみんなで宴会

 

白い棺に入った母を横に

一足早いお正月のような雰囲気でみんなが楽しみ

 

今日は誰がここに泊まる?

 

元々泊まる予定だった弟に続き

孫二人とお婿さん

なんと男4人が泊まることに!

 

認知症が進行しながらも

最後まで異性の友人がいて

父親と離婚してからも常にモテていた母らしく

最後の見守りも男か

と笑い話になるような流れでした。

 

 

いよいよ明日は最後のお別れか・・・

そう思いながら眠ったからか

 

夜中に目が覚めたら

母との思い出が次々と蘇ってきて

そこから一睡もできずに迎えた葬儀の朝

 

でもそのおかげで刻一刻と変化する

素晴らしい夜明けを見ることができて















内に秘めたる情熱を

いつも持っていた母を

象徴するかのような夜明けでした。

 

 

おかあさん

 

私を産んでくれてありがとう

 

凄まじい生き様を見せてくれてありがとう

 

色んな感情をたくさん持ったけど

やっぱり私はおかあさんの娘でよかったよ

 

私がそちらの世界にいったらまた会おうね