カヴァレリア・ルスティカーナと電話のスコア・・・・・
電話というオペラは、1947年にアメリカで初演された英語のオペラです。
登場人物はルーシーとベンの二人。
舞台はルーシーのアパート。
ベンはルーシーに結婚の申し込みをしようと訪ねてくるのですが、
肝心のところで電話が鳴る・・・・・
ルーシーは長電話・・・・
何度も電話がかかり・・・・
ベンは・・・・
25分くらいの短い明るいコメディです。
そしてもう一つは、
カヴァレリア・ルスティカーナ・・・・
1890年にローマで初演されたマスカーニの作曲した、
どろどろの浮気ドラマ・・・・
最後は決闘・・・・
こちらも1時間くらいの短いオペラです。
この2本立ての照明です。
公演はとしま区民センターの小ホール。
やれることに限界があります。
最低限でしかも効果的にするにはどうするのかが課題・・・・・
稽古観のあと、
夜は稽古・・・・
銀河鉄道の夜ではなく、「リア王」
朗読劇です。
佐瀬がここではリア・・・・・
今回ふとトミーの持っている原作が新しいものだったので幾らしたか聞いてみたら、
千円以上でした・・・・
他の人の原作も聞いてみると、830円(860円)だったかな・・・・
僕が持っているのは760円・・・・
1988年の5刷りでした。
もちろん稽古は原作ではありません。
原作そのままでは長くなりすぎるのでいろいろカット・・・・・
原作を読んでいると、なくてもいいんだけどカットするのはもったいない・・・・
そう思う台詞がたくさんあります。
リアは特に言葉がグルグル廻りながら、言葉によって壊れて行く姿が、
読めば読むほど面白く、どの言葉も捨てがたいと思ってしまう・・・・・
読んでいると時々、ふっとリアがやって来る気がします。
だんだんとリアがやってくる時間が増えて行く・・・・
台詞が紙に書かれた記号から変わる・・・・
読む楽しさというのは役がやってくることかなぁ・・・・
さあ、今日は、「銀河鉄道の夜」の稽古です。
今日から3日間続きの稽古になります。
明後日は新生館スタジオを借りての稽古です。
そこでいろいろなことを試し確認できるはずです。
稽古はやっとここまできました。
いい舞台になると思います。
ぜひ劇場に遊びにおいでください。
4月から始まった稽古ももう残り僅かになりました。
ご予約お待ちしております。