鳥の曲特集その⑨ 「スノー・グース」 by キャメル | 赤と黒とさくら色のアベニュー~from PALE~

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BABYMETAL、さくら学院を中心に、現代のアイドルシーンを好き勝手に語るブログです。

“鳥の曲特集”9回目、そして一応最終回です。



最後はこの曲と決めてました。
僕の大好きな英国の4人組バンドCAMELが1975年に発表したアルバム『The Snow Goose』
.ニューヨーク生まれの小説家ポール・ギャリコが1941年に発表した短編小説『白雁』にインスパイアされて作った、全編インストゥルメンタルのコンセプト・アルバムです

そのタイトルトラック「The Snow Goose」
この動画ではそこからさらに「Friendship」~「Rhayader Goes To Town」へと続く、スペシャルなスタジオライブの映像!


全部見てると長いので、
ぜひ最初の3分間だけでも見て(聴いて)いって下さい!



ここには全てを包み込むような優しさに満ちたメロディーがあります。
泣きのフレーズを織り込みながら美しい音色を響かせるギターがあります。
心地よいグルーヴを生み出すリズム隊があります。
サウンドに厚みと広がりを加えるキーボードがあります。


僕にとっては至福の3分間がここにはあるのです



このアルバムのモチーフとなった『白雁』という小説の(CDのライナーで読んだ)あらすじしか僕は知りませんが、彼らCAMELの奏でる音楽は映像やストーリーが浮かんでくるかのようで、アルバム全体を聴き通すとまるで一本の映画でも観たかのような、一冊の小説でも読んだかのような、・・・そんな気持ちにさせてくれるのです

大空を飛翔する雁(がん)の群れ。美しいですね~~


CAMELはカテゴリー的にはプログレッシヴ・ロックに入ると思われますが、決して難解でなく、聴く者に安らぎと希望を与える素晴らしきROCKを演奏するバンドなのです。
特にアンドリュー・ラティマーの弾くギターの音色には、何か特別な魔法でもかかってるんじゃないか?!と思わせるほど、僕の耳と心を掴んで止みません


以前別曲の「Echoes」でも記事を書いてますので、もし興味の沸いた方はこちらもどうぞ!
CAMEL「Echoes」




というわけで全9回に渡って書いてきた“鳥の曲”特集はいかがだったでしょうか?
永井みゆきさんの「大阪すずめ」から急きょ組んでみた企画でしたが、自分でもややマニアックな選曲になってしまったと少し反省もしてます・・・


しかしですね~、実はまだまだ素敵な“鳥曲”がたくさんあるんですよね~。
「Blackbird」「Bluebird」「Free Bird」「El Condor Pasa」「Bye Bye Blackbird」「Birdland」「モッキンバード」「ロンリー・カナリア」「立つ鳥跡を濁さず」「冬のかもめ」「越冬つばめ」「カラスの女房」「焔の鳥~鳳翼天翔」などなど・・・・!

なのでぜひまた第二回目の特集も・・・今度は愛鳥週間の時期とか?・・・にやりたいと思ってますので、その時はどうぞよろしく



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