今日10日は成人の日ですね。
新成人の皆さん、大人として最低限のマナーとモラルを持って生きましょう
決して、平積みされた雑誌の上にカバンを置いたり、読み終わった雑誌を元と違う場所に放り出したりしないように!(今日、本屋で見かけたクソ・サラリーマンです)
成人、二十歳、・・・にちなんだ曲って、シグナルの「20歳のめぐり逢い」と岩崎宏美の「二十才前」と桜田淳子の「20才になれば」ぐらいしか浮かばない・・・
しかしどれも“はたち”を“二十歳”と表記しないのが意外!
昨年の成人の日には「20歳のめぐり逢い」をチョイスして語ってますが→コチラ
今年は、ニルヴァーナにしました
“二十歳”とは何の関係もありませんが、今からちょうど20年前の1991年に発表された大ヒット・ナンバー
その後のロック・シーンに多大な影響を与えた曲として印象深いですね。
80年代中盤から、ハードロック、ヘヴィーメタルのバンドが次々とビッグ・セールスを記録するようになり、明るくて健全なロックがもてはやされるような時代になります
MR.BIGやEXTREMEがバラードで全米No.1を獲得し、STEEL HEART、DANGER DANGER、TRIXTERなど、曲はポップで演奏はテクニカル、見た目も爽やかな若手バンドたちが台頭してくるのが80年代末から90年代アタマにかけて。
そんなトレンドに反旗を翻すように登場したのがこのニルヴァーナなんですね~
89年のデビュー作『BLEACH』こそ大ヒットに結びつかなかったものの、91年のセカンド『NEVERMIND』が全米No.1獲得!
ひたすら暗く、重く、気だるいそのサウンドは明らかにそれまでのロックとは違う異臭を放っていました
歌詞の内容も内省的、社会的なものが多く、若いリスナーの多くが共感したわけですね~。
この「Smells Like Teen Spirit」は当時MTVなどでかかりまくり、僕も録画してよく見てました。
なんとも言えない吸引力があるんですよね、この曲には。曲全体から何か鬼気迫るパワーを感じるというか・・・。
これを機に、一気にグランジ・オルタナ・ブームが到来
ここを分岐点に、アメリカと全世界のロック・シーンが変貌を遂げたと言っていいでしょう。
ブームが去った今でも、ニルヴァーナの与えた影響は存分に残っているわけだから。
ちなみに僕はこのアルバム持ってませんが、一応全曲聴いた事はあります。
でもピンと来るのはこの「Smells Like Teen Spirit」だけでした・・・。
僕にはやはりグランジにハマる感性は無かった、という事なんでしょうかね~?